芽登温泉のエゾシカ2012/04/01 08:49

芽登温泉のエゾシカ
今回の北海道旅行では多くの自然界の生き物に会いました。
動物園ではなく大自然で生きる動物は、時には過酷な環境で生き抜いているように思えました。

足寄郡は大きな郡で、足寄町だけでも東京の山手線の内側の大きさがあると言います。
大自然ドップリのまちですがご多分に漏れずここも過疎化が進んでいるとの事です。
観光資源が沢山あるので巧く宣伝すれば活気はもっと出て来ると思われます。
北海道全体に言える事ですがね。

足寄町芽登の芽登温泉は中々良い温泉でした。
http://metouonsen.jp/
明治後半に、エゾシカが温まっていたこの温泉に小屋を建てたという。
今でも秘湯、当時はホントにどうやって、馬橇でも来たのだろうか。

エゾフクローがいる。C.W.ニコルの撮った写真が置いてあった。
今回僕たちはエゾシカ、クマゲラなどにも会いました。
エゾシカは温泉場に良く來るのですが、尋ねた日には年老いた、大きな角の牡鹿が目の前で、出て来たばかりの草の芽を食べていました。(写真)
そして3日後、また行った時にはその牡鹿は死んでいたのです。
安直なTVドラマのようなホントの話。
雪の中で死んでいるならドラマの話。実際は川の淵、もう既に何者かに頭の一部を喰われていると温泉場の老主人の話です。さすがに僕には見れませんでした。
自然との対話が続いた10日間でした。

モモチャンは大丈夫、元気ですが今日は悪さをしました。
僕が食べ残した昼の 「味噌ラーメンの汁」 を黙って飲んでいたのです!
こんな美味しい物があるんだ〜、とそんな感じでしたが後の祭りだね。
これからは注意しないと行けない。
モモチャンは大自然の中では生き延びられるのか?

丹頂鶴が飛んで来たよ2012/04/02 09:56

飛翔する丹頂鶴
今回の北海道旅行冬編は丹頂鶴を見る事、それも釧路湿原の大自然の中で、が大きなテーマでした。
滞在地足寄から車で3時間余でした。途中足寄峠の大きな山越えがあります。
この日は生憎の天気で、前日からの粉雪が路面にビッシリ。時々雪も降ります。
雪道を走るのは初めての事ですから、かなりナーバスになりましたがスタッドレスタイヤと4駆車の力はスバラシイ。
特に冬タイヤの機能は抜群だね。安心して冬の北海道を満喫出来ました。
途中のGSやコンビニで道を尋ねながら、敢えて峠越えコースを行きました。

丹頂鶴を求めて鶴居村に入る。
餌付けされている場所は見学者が入り込まないようにきちんと柵がされていて、自然公園になっています。
これではイメージが違うな〜とその場を離れて、脇道に入りうろうろしていると、遠くに見える先ほどのえさ場から丹頂鶴が3匹飛んできます。
そう、僕の車の上を飛んで行ったのです。
これには感激、感動の瞬間でしたが、ビデオを回す間もなく飛び去ります。

大きな鶴の飛翔です。パタパタではなくユックリとパ〜タ〜ン、パ〜タ〜ンという感じで、グ〜ング〜ンと迫って来ました。
アッという間の事です。親子連れの3匹は僕の頭上を越え、かなり先の雪のなかに降り立ちました。
しばらく感動が収まらずその場を離れる事が出来ませんでしたよ。
素晴らしい大自然の贈り物だね、ありがとう。

釧路湿原は話で聞くのと見るのでは大違いの大スペクタルです。
とにかく広いのだよ。
冬の間は歩けるコースが限定されていて、さらにきちんと支度をしないと入れない事も判り、ビジターセンター屋上から眺めて終わり、帰路につく。

モモチャンは昼と夕方の2回、散歩をしました。
元気に前と変わらない感じですが未だ少し落ち着かない感じかな。
でももう大丈夫だよ。

公園に続く桜並木、少しずつソメイヨシノが咲き始めています。

アイヌコタンで休憩2012/04/03 08:29

アイヌコタンにて
モモチャンは大部落着いてきました。もう大丈夫かな。
昨日、孫のTちゃんとTくんがママと関町に来ましたが、モモチャンとの対面は問題ありませんでした。
Tちゃんは4日ぶりにモモチャンと対面、抱っこで喜んでいます。一番可愛がってくれていましたから、よほど嬉しかったのでしょうね。
今年はもう4年生です、早いね〜。Tくんもこの春ピカピカの一年生ですから、北海道の來未ちゃん以外はもう皆大きくなりました。

北海道の旅の続きです。
丹頂鶴を十分に楽しんでの帰路、阿寒湖に寄りましたが湖面は氷。
氷上ではワカサギ釣りを楽しむ人たちが小屋を建てていました。
ココにはアイヌの人たちが観光用の小さな集落、コタンを作っています。http://www.marimo.or.jp/~akanainu/
茅葺きの小屋やお土産屋が並びます。
その内の一軒に入りお土産を選びながら店の主人の話を聞きましたが、やはり冬場は客が少ないので殆どの店は閉めてほかで働いているとの事です。
5月の連休からが本番のようです。
7人の孫にコロポックル、小人の可愛い木彫りを買いました。

町全体が氷の中、凍てつく町というところでしょうか。1mを超える大きなつららが軒下に下がります。
でも寒さはそんなには感じない、というと嘘のようですが正直そんなには寒くなかったな〜。
帰りは店の主人が薦めてくれた温泉、野中温泉 「オンネトー」 へと向かいます。

オンネトー野中温泉は素晴しい2012/04/04 08:22

野中温泉
嵐が去った後の今朝は快晴!素晴らしい青空だ。
昨日の嵐というか暴風は凄かったね〜。しかしきちんと予報された事、理学的に理解出来ていた事は素晴らしい。
地震も早くこのように 「解明されたらいいのにな〜」 と思うのは僕だけではないだろう。

家の枝垂れ梅は散り、花びらが広範囲に。ソメイヨシノは本格的な開花前だったので大丈夫そうだ。週末はお花見で賑わう事だろうね。

嵐が来る前にモモチャンの散歩は終えている。
午前中は本当に穏やかな天気でしたから、不思議なものです。
いつものように、いつものコースを元気にシャカシャカ散歩をしました。
途中のシロモクレンが満開でしたから、どうなったかな〜。

旅の続きです。
阿寒湖のお土産屋の主人のすすめで、帰りの途中にあるオンネトーに寄る事にしました。
国道から分かれてオンネトーに向かう道は、まるでおとぎの国の森の道でした。
周りの針葉樹には粉雪が白く掛かり絵に描いた様な本当に奇麗なものでした。もちろん道は雪で真っ白ですが雪掃きがされていて車の通行には問題ありませんでした。
ただオンネトー手前の野中温泉までで、その先は雪で通行止めになっています。
見る場所毎に五色に変わる湖、オンネトーには行けませんでした。

野中温泉の国民宿舎日帰り温泉に入りました。素晴らしい温泉でしたよ。
僕も色々な温泉に入って来ましたが10本に数えられるかな〜。
椴松の湯船にはゴンゴンと源泉が流れていて、窓の外は雪、いいね〜。
先客がノンビリ浸かっていました。僕も浸りましたよ。
http://www.mountaintrad.co.jp/~nonaka/
芽登温泉もいいけどこちらはさらに鄙びた良い湯でした。

ソメイヨシノが奇麗だね2012/04/05 09:26

オオイヌノフグリの道
今朝も抜群の青空、ソメイヨシノがだいぶほころんで来たよ。
樹にもよるが5分咲き〜3分咲きというところだね。今年はいつもの年にもまして奇麗な花が咲くだろうな〜。

モモチャンとの散歩も春の花散策になってきた。
途中ユキヤナギの素晴らしい生け垣を通ったり、桜並木を愛でながらの春は良いね。
花粉症がなければ更に楽しいのだが、中々うまくいかないもんだね。
家の枝垂れ梅はだいぶ散り、アンズが満開。蜜を吸いにヒヨドリがきている。何故かアンズの花だけにヒヨドリが來る。

旅の話、つづき。
息子と北見に行った帰り道、息子が未だ入った事がない置戸の 「鹿の子温泉」 に連れて行ってくれた。
泉質が北海道でも五指に入るほどの高アルカリ性の温泉として、有名らしい。
鹿の子温泉・鹿の子荘は建物はあったがどうも冬期は休館らしかった。除雪されていないので入れなかった。(今ネットで調べたら、昨年廃業になったようだ、残念)

さらに奥の鹿の子ダムまで雪道を走る。ダム近くではエゾシカの群れに会い、道路を通せんぼしている。彼らが逃げて居なくなるのを待つのがルールだという。
ぶつかって来たら軽自動車はひとたまりも無く潰れて、廃車になるというからそのパワーの凄さには驚く。
あの急坂を一気に登り、山に逃げ込むのは確かにすごいよ。

ダムサイトを渡りその奥にある建物が温泉なのだろうか?冬はどうやら閉鎖していようだ。
けっこう大きな建物で、オープン中は食事も出されているようで健康ランド風なのだろう。
ダム湖は当然凍結、一面銀世界だ。大きないとうが居そうな感じだね。

ダムからの帰り、芽登に戻る途中にある勝山温泉 「ゆうゆ」 に寄る。
ここは第3セクター置戸町振興公社経営の温泉施設ですが、柱を額縁にして山を眺める露天風呂は中々よい。
息子と壮大な景色を見ながらの壮大な話はいいもんだね〜。

ピカピカの一年生、おめでとさん2012/04/06 10:54

ユキヤナギの列植
花曇りですが気温は上昇中!お花見&入学式日和です。
今日は練馬区立小学校では入学式が行われている。
隣の栄さんのご長男もピカピカの一年生になった。花の手入れをしていたらご家族で丁度帰って来た。
大きなランドセルをしょっている。
「おめでとう」 「ありがとう」。気持の良い朝だね。

午後みいさんが戻ったら、我々も孫のTくんの入学祝いに行くことになっている。
あの泣き虫がもう小学生、早いね〜。どんな顔をしているのかな、楽しみだよ。

モモチャンは相変わらずですが、少し悪さを覚えてしまい、昨日もテーブルに登り置いてあったクリームパンを食べてしまった!
あんなに美味しい物を覚えてしまって、大丈夫かな〜。ちょっと目を離すと直ぐこうだから、大変です。

散歩は楽しく、嬉しそうにシャカシャカとします。最近はだいぶ温かくなってきたので、洋服は着ていません。
それでも途中から口を大きく開けて暑そうにします。暦は正直だね。

サクラが奇麗に咲き始めました。途中のユキヤナギの列植垣根が立派です。(写真)
公園は明日、明後日は相当な花見客で賑わうのでしょうね。

さて旅の続きです。
足寄はかつては林業の町でしたが今は放牧を中心にする酪農が大きな産業になっています。
放牧をする事で時間的な余裕が少しは出来るそうで、その余裕がチーズ作りに向けられています。
本来の乳の栄養をソノママにギュッと押し込めて、発酵する事で保存させています。

理想はその牧場内でチーズを作る事ですが、まだまだこれからのテーマのようです。
が、新しい目標が見えて来ている事はいいね。
放牧を考える若い新規就農者が、全国から足寄に集まって来ました。
放牧の本場ニュージーランドで修業して来た吉川さんを中心に、町を挙げての体制は、これからの放牧酪農の可能性を多いに感じさせてくれます。
ミルクを搾乳するだけではなく、新しい産業の可能性を若い皆で創出して行って欲しいね。
(吉川さんのありがとう牧場です。http://www3.ocn.ne.jp/~arifarm/

大地の草を大事な乳に変換してくれる酪農は、広大な北海道の大地があればこその産業です。
もちろん効率も大切でしょうが一緒に地球上に生きる、共生の心が一番大事だよね。
壮大なテーマですが頑張れそうなテーマでもありますね。

息子が薫陶を受けた酪農家、三友さんです
http://www.nhk.or.jp/professional/2009/1006/index.html
http://www.nhk.or.jp/professional/professional-blog/100/27486.html

渓流の春、里の春2012/04/07 09:55

解禁
お花見日和の良い天気です。
今モモチャンといつものコースを散歩して来ました。
途中でいろいろなわんちゃんに挨拶をして、ご機嫌です。
皆さんはお友達のようでしたが、モモチャンは知らない犬ばかりです。
散歩コースを変えたり、時間が違ったりしているので、知っているわんちゃんは居ません。
テリア系やプードル系など洋種の小型犬ばかりでした。
早くお友達になれるといいね。

帰り道では、歩け歩けスタンプラリーの人たちが武蔵関公園を横断中、そうとうな人数です。例年花見のころスタンプラリーが開催されています。公園から北裏に出て武蔵野、三鷹、深大寺あたりまで歩くのでしょうか。
今日はあまり暑くないので、各地のお花見をしながらの良いラリーになりそうだね。

夕べ遅くに娘が突然に来た。娘婿の孝太郎がどうも奥多摩に渓流釣りに行ったようで、初物のヤマメとイワナを焼いて持って来たのだ。
早春の渓流魚は盛期の物より痩せているのですが23、4センチのいい型だ。(写真)
そうか〜解禁なんだな〜。渓春なんだ。

結婚してから婿殿を渓流に誘って、渓流釣りを教えたのは僕ですが、今では婿殿の方が腕を上げている。
僕は息抜きに行く感じで、山野草や樹々の新緑を楽しんでいたからあまり釣果は上がらなかったのですが、それでも2〜3匹は釣って帰った。
彼は2、30匹は釣り上げてくるからもう職漁師なんだよな〜。しかも型が良いんだよ。

昨日は会社を有給で休んだらしい。一人で渓流に入るのは危険だからと注意しているのですが、僕の足がもう川中を歩くのが怖くなって来て一緒に行けなくなったから、誘ってくれない、しょうがないのかな。
どうしても自分の都合で釣行するからあまり仲間と行けないし、そもそもそんなに何人と行く物でもない。
入渓する流が小さいので、二人が良い所だよ。

渓流も春、里も春。後は桜前線が北上して5月の連休は春だらけになる。津波で流された町でもサクラの花は咲くのだろうか。
東北を福島をしっかりと見つめていたい。三春の滝桜はどうだろうか。
そして足寄にも春が来るのは5月の連休明け頃かな。
エゾヒガンザクラの花が楚々と咲くのを、北海道の人は今からわくわくして待っている事だろう。

花見日和だね2012/04/08 10:21

サクラ並木
花見日和の日曜日です。
今朝は珍しくモモチャンと朝の散歩に出ました。
とても気持が良く、モモチャンも楽しそうにシャカシャカ歩いていました。
散歩道途中のソメイヨシノもほぼ満開で、今日は絶好の花見日和になりそうです。

ユキヤナギ、ボケ、モクレン、ツバキ、レンギョウそしてモモなど春先に咲く花木が総出で賑わっています。
今年は同時に色々な花が咲いたので明るい春が来たよね。
これでツツジ、フジの花と続けばもう5月になる、だね。

モモチャンは今日初めて朝、昼、夕方の3回散歩をした。
花見客の中に犬連れも多くいて、だいぶお友達になれた。モモチャンは嬉しい一日だったね。

うんこもOK。食事もOK。

日向ボッコ2012/04/09 10:11

日向ボッコ
清々しい朝です。もうすでに16℃を越えていますから5月中旬の気候ですね。
風もないので満開のソメイヨシノは散る事も無く、「こんなに一杯咲いているんだよ」 と聞こえて来ます。

昨日の日曜日は例年に無く大勢の人出がありました。特に昨年は3・11があった事でサクラ祭りを控えていたせいか、余計にそうかんじます。
また例年より寒い冬が長かったので、ウメの開花が遅れていたりして春を待つ気持が強くあった事も、昨日の花見へとみんなの足が向いたのでしょう。
春を待つ気持は四季のある日本の心に通じますね。

今日から新学年がスタートします。
孫のMちゃんは中学一年生に、T君は小学一年生になりました。
先日娘宅にお祝いに行きましたら、Mちゃんの右足は添え木でグルグルに固定されていました!
鬼ごっこをしていて転んで骨折をしたらしい。松葉杖をしての入学式は特別扱いをされていたらしく、もう話題の中心になっているらしい。
やれやれだね。

長男の一番下の子T君には、名前を入れた2Bの鉛筆をお祝いに持って行きましたら、大喜びです。
これからは我がままを言えなくなり、「決めた事はきちんと自分でしなければいけないのだよ」 と話してはみるものの、本人はまだ実感が湧いていないのが本当だろう。
怪我をしないで、元気な小学生になって下さいよ。

モモチャンは日向ボッコが大好きです。
椅子の上においた家でコックリです、いいね。
もう少ししたら散歩に出るね。

カルガモの花見2012/04/10 08:44

カルガモの花見
清々しい気持の良い朝です。
サクラは満開、特に今年は里桜のソメイヨシノ、山桜のヤマザクラ、枝垂れのベニシダレザクラなどがほぼ同時に咲いていますから、奇麗です。

ソメイヨシノは白い感じですが、ヤマザクラは薄紅色の新葉と花がほぼ同時に開くので遠目にはピンク色に見えます。
例年ですとヤマザクラの方が少し遅く咲いていたような気がしますね。
ベニシダレも負けじと咲き競っています、奇麗だね。

武蔵関公園の人混みはまだ続きそうですが、それでも先日の日曜日よりは静かになり、池のカルガモやカイツブリはボートの数が少なくなってホッとしていることでしょう。

モモチャンは毎日気持良く散歩をしています。帰りには必ず池の淵を歩くのですが、カルガモの花見に出会いましたよ。(写真)
静かな公園に早くな〜れ、だね。