花を愛でる心を喪いかけている?2020/03/08 14:37


小雨降る中、庭先のアンズの花が咲いた。
’信州大実’という品種で、30年前に家を建てた時に故郷の長野から取り寄せた。
根鉢がコンクリートで固められているので、生育は思いのほか悪い。
が、春になると梅の次に毎年開花して、ボクを喜ばせる。

アンズの根は暴れるので、故郷でも平地に植えられている。
法面に植えると、根が暴れて崩れやすくなるらしい。
で、東京の狭い土地柄で楽しむにはしっかりと根を囲わなければいけないと
コンクリで囲う事になり、成長の妨げにもなっているのですよ。

更に、良く結実はするのですが栄養不足かな、ほとんど生理落果するのです。
あの甘い香りと美味しい果実を手にするのは結構難しい、、、
去年は冬肥に牛糞を蒔いたら効果が出たので、今年は鶏糞を入れたのだが
果たしてどうかな???楽しみです


新型コロナウイルスの騒動は、マスクを棚から一掃した。
そして便乗デマでは、トイレットペーパーも消えた。
更に、体調管理で必須アイテムの体温計も薬局の棚から消えた。
子供たちが出かける前に体温測定を義務づけられているからと、薬局の店員が言った。
全く普通ではない生活にすぐになるから、需要と供給が壊れてしまう。

今回のマスク騒動、これだけ海外に頼ってばかりの日本は、
本当に簡単に食料危機にもなると思った。
野菜の多くは、海外で生産されているし、とにかく自給出来ているものは数少ない。
皆でそこら辺の事を真剣に考えなければいけない。

写真のバラは先日、花屋の店頭でロスフラワーとして安く売られていたものだ。
そもそもロスフラワーなる概念は、海外からの輸入花が多くなってからのこと。
昔の様に丹誠込めて作られた花では、ロスフラワーなんてあり得ない。
流通用語のロスを付けて売る花には、本当の花の心は判らないだろうな〜。

日本人が花を愛でる心を喪いかけているように思えてならない。

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