病院で聞いた、怖い話2014/07/12 20:39


みいさんの具合は大分落ちついて来ています。
食欲もあり、痛みも大分薄らいで来ているようです。
とにかく薬を飲むために、3食キチンと食べているので、太るかな〜?
外へ出歩かないので、完璧に運動不足ですね。
マ、落ちついて来ているので良い事にしましょうか。

さて、病院で聞いた怖い話。
昨日は病院の「冷房で霜焼けになった話」でした、怖いですよね。
今日は別の意味で、もっと恐ろしい話です。

みいさんは6人部屋の「差額ベッド代ナシ」の大部屋に入れたので
ラッキー、というところでしたが、その先住者?からのカーテン越しに
漏れ聞こえる話しが面白かったり、怖かったりとイロイロあります。
今日は僕も居る時に聞こえてきた、恐ろしい話を一つ。

隣のベッドのお年寄りの話です。
90歳を過ぎていてもしっかりしている、品のあるおばあさんです。
或る日、白山神社へ一人で出かけたのですが、人混みの中で倒れ
尻餅をついて意識を失ってしまった、のだそうです。
当然周りの人達は驚いて、知らないおばあさんですが救急車を呼んでくれたと言います。意識の無いママ、東京医科歯科大学附属病院へ搬送されましたが、意識がないので「本人確認が出来ないまま」4日も病院内で放置?。
その間手術が出来なかったと言います。
本人や家族の同意が得られないと手術が出来ない、と言う事ですね。

4日目に意識が戻ったのか、家族と連絡がとれ、とにかく手術をすべく
専門病院の目白病院へ転送されて、お尻の骨折の手術をしたのだそうです。
しかし、4日も寝かされたままだったので、歩けなくなってしまい
骨折の治療より、歩くためのリハビリ「歩行訓練」の方がメインになり
後2か月は退院できないと言われ、ガックリしていました。

さらに辛い事に、息子も娘も医者だけど何にも出来ない、と言っていた事、
これは辛く、怖い事だよね。
核家族で、今はおじいさんとおばあさんの二人で暮らしているらしく
今回の事故のように助かっていても、家族が何にも出来ない事実。
認知症の人だけに起こる事ではないのだと、改めて僕たちも
「注意して生活」しなければいけないのだと、再認識をしたのでした。

嫁や娘さん、親戚の方がお見舞いに来るのですが、別れにはいつも涙を流すおばあさん、う〜ん、頑張ってくださいね。