桜切るバカ…剪定の常識2013/08/02 09:05


【桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿】 さくらきるばかうめきらぬばか
桜と梅の剪定法に違いのあることを教える言葉。
桜は幹や枝を切るとその部分が腐りやすいが、梅は余計な枝を切らないと翌年花が咲かなくなる、という違いからいう。(大辞林 第三版)


今朝は突然に 『大辞林』 の解説文から始まってしまった。
それはご覧の写真(クリックで拡大)の話を少し書く為に、昔から言われている故事熟語をネットで調べて、確認したからだ。

駅から商店街を抜けて、家の近くにある武蔵関公園へ行く道に
昔からの桜並木が続いている、1000メートルはあるかな。
かつては両側にソメイヨシノが並んでいたのですが、今は片側、線路側の石神井川に垂れ下がって、枝を伸ばしている。

それなりの老木ですが、春の花が満開時には沿線近所の皆が花見を楽しんでいる。そのサクラを、先日区の委託を受けた業社が来て
クレーンに上りチェーンソーでバサバサ、バッサリと古くて太い枝、
というより幹を切って行った。その結果がこの写真なのだ。
僕は悲しかったね。
いくら区民の安全の為とはいえここまで切るものかね〜。

サクラは下手に切ると、切り口から腐朽菌が入ってだんだん枯れていくと言われています。昔から故事熟語になるほど剪定の常識だよね。
あえて切るとしたらその時期は秋〜晩秋と言われる。常識的に落葉樹では落葉期だよね〜。
 「特に太い枝」 を切る時は特にこの11〜12月の時期を守り、
切り口には殺菌剤を塗布、癒合剤をタップリと塗るのですが、
今回はご覧のように 「真夏の剪定で切りっぱなし」 だよ。他のサクラも同じだ。

サクラに 「もう寿命だから、枯れていいよ」 と言わんばかりの行為だと思う。
皆さんはいかが思われますか?


今朝の早朝散歩、また途中から霧雨が降って来た。
モモは相変わらず元気にシャカシャカと遊歩道を歩く?走る?
小走りというところかな。
リボンが片側だけ取れたままです。シャワーで洗ったり、掻いたりするのでどうしても取れますね。しょうがない。

石神井川のカルガモ親子は、最近はまた見当たりません。
下流の安全な場所で元気にしているかな?
下流は猫が結構いるからね〜、これもまた心配だよ。



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