孫の手形7+22015/09/01 10:39


北海道から帰京したその日、家に荷物を置いて直ぐに、
かみさんの誕生会会場の武蔵野カンブスへ。
東京に居る二人の子どもの家族達11人が集合した、総勢13名。
北海道の4人が入ると17人の大家族になる。
誕生会と北海道の報告会を兼ねて、久しぶりに集ろうと
桂子とゆづるが声掛けをしてくれていた。
去年も夏休み最後の日曜日にみいさんの誕生会を、ここで開いた。
孫たちは高校2年から2歳までと巾があるのですが、皆中が良く
久しぶりの全員集合に、遅くまで話しの花が咲いていた。

皆から沢山の贈り物をいただきました、ありがとね。


これは孫からの贈り物で、東京の孫達全員の手形で、7個あります。
北海道の二人の孫には、後で押してもらう予定です。
僕たちには9人の孫が居ます。 「孫の手形7+2」 になる。
嬉しい贈り物になりましたよ。


中3と2歳の孫、従兄弟だね、、、、と孫の話しをしようとしていたら
「あ、じちゃん?、、、おれだけどさ、今仕事していて、、、」 
そう、オレオレサギの電話がかかって来たのです! 

何とも世知辛い寂しい世の中になっちゃったね。やれやれだね。

apatite:アパタイト2015/09/03 09:00


このビックリ姿の孫は、タイト=大登です。
今回の足寄への旅行を一緒にした小4です、可愛いです。
で、今日のタイトル「アパタイト=燐灰石」は、「ごまかし」という意味です。

足寄動物化石博物館では、子どもたちにも判りやすいように
いろいろな体験が出来るように工夫されています。
今回タイトが体験した、「化石体験ミニ発掘作業」の時に出て来た
鉱物がこのアパタイトで、いろいろな石に少量で含まれていると言います。
結晶の形が様々に変わり、他の鉱物と間違えられることが多い事から
アパタイトの名が付くといいます。

脊椎動物の骨や歯は、水酸燐灰石、ハイドロキシアパタイトで出来ている
(足寄動物化石博物館)という。
知れば知る程科学は面白いな〜。


ガラス散歩 in 代官山2015/09/04 09:48


日本ガラス工芸協会の「‘15日本のガラス展」にみいさんと行って来た。
代官山ヒルサイドを中心に「ちょっと歩いてガラス散歩」と
なかなか意欲的な展開をしていた。
友人のガラス工芸作家、玉田恭子さんの作品は素晴らしいもので
彼女のガラス歴30年の結集だという。
上の写真はその作品を眺めるみいさんと客で、斜めから見ると文字、源氏物語の一部が立体的に浮き出て来ると言う仕掛け。不思議な作品だった。



代官山ヒルサイドテラスを中心に、4、5か所の展示スペースを散歩する感覚でガラス工芸を楽しむ趣向、なかなか良い企画でした。
デパートのイベントホールでのそれとはひと味も二味も違います。

会 期     9月1日(火)~9月6日(日)
展覧会     「‘15日本のガラス展」
会 場  代官山ヒルサイドテラス・ヒルサイドフォーラム/C棟ギャラリー

「代官山ガラスアートフェア2015」
会場 SPEAK FOR SPACE

「十人十色 ガラスの展覧会 vol.3」
会場 代官山ヒルサイドテラス E棟ロビー

「ちょっと歩いてガラス散歩」
会場 ギャラリーR代官山


ル・コントワールでランチをしてから、あの代官山・蔦屋書店に、
みいさんを連れて行った。
ホントは、ここに連れて来るためにガラス展に来たのだよ、、、。

従来の書店とは違う、関連グッズとの協同販売に驚きを隠せませんでした。
もちろんテラスでお茶もして来ました!
店員曰く、「土日は混んで、もう買い物が出来る状態ではない」という。
昨日も相当に混んでいたのですが、、、

「工夫次第で本は売れる」、証明されていた。
本屋の「ディズニーランド現象」だね。
CCC、Culture Convenience Club いいね〜〜〜。

放牧の伝道師、三友さん2015/09/07 15:30


「、、、あの91年ですけれども、中標津(なかしべつ)行って三友さんって人がおります。この人は、牛を減らす、そして牛の能力を落として所得を上げる方法があるんだよっていう風に我々に教えてくれた人なんですね。」
酪農学園大学「実践酪農学」の記録。「放牧酪農について、足寄町酪農家の佐藤智好」さんの講義から<2005年前期>。 以下太字も同じ)

放牧の伝道師、師匠である三友さんを招いてのフィールドワークに参加することができた。
毎年行われる「放牧サミット in 足寄」での2日めのことだ。
NHKプロフェッショナル「仕事の流儀」に出演、放牧の番組を作った人で、
放牧の伝道師として道内各地に出かけている。


話しも上手い。息子に言わせると「10年、同じ事を言い続けている」、
それが凄いのだと言う。
素人の僕には難しい話しも何となく理解出来るような気がするから確かに凄い。
それとご覧のように若い酪農家が全道から集り真剣にそして楽しく話しに耳を傾けている。
当然子どもたちも一緒でコミュニティーが出来ているんだよ。いいよね〜。
都会では見られない風景だと思う。

「平成8年に自分達が放牧酪農研究会って始めた。そのきっかけはやっぱりね、自分達の暮らしは自分達で守るしかないぞと、人からこうだああだって言われるんじゃなくて、自分達がこういうような生活したい、こういうような牧場をつくりたい。」


「介護酪農では我々は健康な牛に対して随分、一生懸命、労力を費やしてね、やらなくても良いようなことをやったわけですよね。除糞とか、あるいは、餌やりですよね。で、牛が放牧地に行って食べれば、糞の量は、本当に10分の1くらいで済みます。餌も放牧地で食べてくるんですから、そういう作業も減るって事ですね。そして牛も人も健康になったってことです。牛も本当は青草食いたいんですよね。自分で行ってね。放牧地行って、牛が青草を食べれるっていうのは、牛は自分の食べたい餌を食えるわけね。で、そうじゃなくて、施設酪農の牛ってのは、食べたくない餌も、食わなきゃいけないんだよね。だから放牧地全般を食べるような草地にしなきゃいけないってのが、放牧酪農家の一番の見せ所であり、難しい部分だよね。その為には、土壌を良い牧草が育つような形でもって、管理をしなきゃいけない。そんなことを徹底して勉強しなきゃいけないっていうのが、放牧酪農の一つの難しさなのかなという風に考えております。、、、」


介護酪農ではない放牧の酪農家になって8か月、大分親方業も板に付いて来た。
夕方の搾乳時間、放牧の牛たちを集めて先導する姿にもなんか後光が射している? 
いやいやいや、日没寸前の背光でした、、、。

白糸の日没は5時チョイ過ぎになる。早い日没だね。

Plan→Do→See2015/09/10 10:14


台風18号の影響で東京は今日も雨です。
ニュースで流れる映像は栃木県、茨城県の川の氾濫で街中に濁流が、、、大変だよ。
栃木県に続き茨城県にも「特別警報」が出された。
(写真は牧場で咲く8月の花)

こんな天気が続いているので、モモとの散歩は今日も出来ない。
さっきチョイの晴れ間に、モモを抱いて石神井川を見て来たら結構増水している。
公園の池はどうかな〜と気になる所ですが、最近のモモは体重オーバーで重い。
散歩をしっかりしていた頃に比べて約1kgオーバーしているのだ。
で、公園に行くのを諦めてスゴスゴと帰って来た。

昨日は仕事部屋の片付けをした、溜めると大変だね。
出かける事が多く、片付けをしていなかったので、書類で山積みになっていたのです。
確認しながら書類を整理、破棄する。ヤレヤレだよ。
机上だけでも大変なのに、棚の中の整理となるとこれはもう大仕事になる。
断舎離の精神で少しずつでもヤラナイといけないね。

長い間リースで使っていた大型のコピー機を解約、一昨日業者が来て撤去した。
解約したは良いが器械を戻すのにもお金が掛かるのだ。
「解約するから取りに来て」だけではすまないのが何とも不思議。
さらに2階に有るからと、倍の撤去料を請求された。
大きなコピー機がなくなると少しはスペースが空き、またレイアウトが変わる。
パソコンの作業が全てになるとコピー機はほとんど要らなくなっていたのだが
あると何かと便利で、ダラダラと更新していたのだ。が、今回決断した。
これも断舎離の一つだね。そして片付けが一つ出来たことになる。

片付けをしていて見つけたケナフの厚手の紙、手触りが良いので、洒落た封筒を作り
整理用に使うつもりでしたが、チョッと難しい。
紙が湿気ってナヨナヨ、封筒を作ろうと出しておいたのですが、使えないね〜。

カラッと晴れるまで待つしかないか。いつになるのかな〜

台風一過と赤トンボ2015/09/11 10:41


昨日の雨は凄かった。

台風17、18号の影響で湿った空気が流れ込み続け、南北に「線状降水帯」と呼ばれる
発達した帯状の雨雲がかかり続けたという。
丁度南北に流れる鬼怒川流域とピッタシ合い、50年に一度あるかないかの大雨になった。当然のように鬼怒川の土手が決壊、常総地区が水浸しだ。

3・11の再現を思わせるTV中継の映像が流れていた、、、。
「秋雨前線でしとしと雨が降るといった常識は通用しなくなりつつある」、
気象関係者の弁。確かにね〜。

打って変わって今日の秋晴れ、素晴らしい青空と秋の雲、清々しいのでパチり。
パソコンで画像を確認していたら、何と赤トンボが一緒に映っているではないか!
撮る時にはまったく判らなかった、偶然の写真ですが「いいね〜」

どこにいるか、クリックして探してください。

初秋の信州松代藩、、、2015/09/15 11:16


13、14日と長野市松代へ行ってきた。

コスモスの花が風に揺られ、絵に書いたような爽やかな初秋でした。
今画像の整理をしながら気がついた。
その絵に書いたように美しいコスモスの乱舞する画像が一枚もないのだ。
奇麗な光景がアタリマエにあると、あえて記録しようとは思わなくなるようだ。
風景が風景ではなくなる? 何だろう、不思議な気持ちになるようだね、、、
というわけで、心に響いた秋桜花の写真は一枚も無かったのです。
下の写真のような、カットとしては何枚かあるけどね、、、。


同級会ではただ酒を飲んで、ワイワイ旧交を確認して来た訳ではない。
今や長野市に組み入れられた、城下町松代の古い建物や史跡を訪ね歩いた二日間なのです。そんな中の一つに、松代藩で三山(佐久間象山+鎌原桐山+山寺常山)と言われた一人山寺常山の屋敷を訪ねたのですが、その屋敷前を流れる用水路で遊ぶ小魚が
何とチューをしていたので思わずビデオを撮った。YOU TUBEにアップです。
https://youtu.be/hG8NngrtH6Y

長閑ないい風景でしたが、自然界は知らない事が何と多い事だろうね。

真田家の菩提寺、長國寺2015/09/16 09:21


同級会の宴が終わった翌日、松代藩の歴史を築いた真田家の菩提寺、長國寺を訪ねた。
門をくぐると目の前に忽然と現われた威風を誇る長國寺。
他の寺には見られない、なんか重い感じが、、、武士たちの霊が乗り移ったのか?
僕にはとても不思議な感じがした他の寺とは違うものとは、、、
判りましたよ。屋根の上の対の鯱(しゃちほこ)が、不思議なパワーを出していたのだ。

寺に鯱か? ホント? なぜ鴟尾(しび)でないのか? 
明治に火事で焼失、本堂を再建。
更に昭和53年に屋根の修理、平成15年に大修理とその時々に色々な手が入り、
海津城(松代城)の屋根に取り付けられていた物を取り付けたと、記録がある。
そうか〜、海津城の鯱か、防火のまじない、納得したね。


松代城は、武田信玄によって築かれ、当初「海津城」と呼ばれ、
武田にとって、北信の要の城であったという。
あの川中島の合戦は、海津城を舞台に繰り広げられたのだ。

城と武将については下記のブログが詳しい。
http://www.asahi-net.or.jp/~qb2t-nkns/matusiro.htm


来年のNHK大河ドラマ「真田幸村」ではまた注目を集め、アンノン族の年寄りたちが
大挙押し寄せるであろうことは容易に想像出来る。
真田家の菩提寺として創建され、歴代松代藩主の墓所でもあった長國寺、
真田一族ゆかりの寺宝が数多く残るという。

中でも、明治の大火での焼失を免れた「初代松代藩主真田信之公の霊廟」(上写真)は、往時の真田家の繁栄を彷彿とさせるきらびやかな造りで、国指定重要文化財だ。
日光東照宮の「眠猫」で有名な、左甚五郎作の「鶴」の破風(はふ)は、
色あせてはいるものの当時の面影を残している、素晴らしいよ。
コンデジはこうゆう時アップが取れないので残念だね。
また天井画は狩野探幽のものだと、ガイドの説明(下写真)があったが、
今回は見なかった。(お金を出せば中にも入れるらしい)。

真田家300年の歴史を語る長國寺、静寂な佇まいを見せていた。


ところで現代の当主は14代めになり、横浜に住んでいるという。

パワースポット・大室古墳群2015/09/19 09:37


C組同級会in松代、最後に訪ねたこの場所はすごい。
他に類例の少ない遺跡として1997年(平成9年)、国の史跡に指定された大室古墳群だ。
戦後2度にわたって大規模な分布調査が行われ、古墳の位置、大きさや構造が詳しく調べられた。総数約500基ある古墳は、ほとんどが直径15m前後の円墳、、、
などなど驚くことばかリ。是非訪ねて欲しいパワースポットだ。
地元TV局作成のyoutubeも必見、素晴らしい。
https://www.youtube.com/watch?v=qPZ9ydVRpUI


http://bunkazai-nagano.jp/modules/dbsearch/page1158.html

<文化庁のデータベース>を以下に記します
史跡名勝天然記念物:大室古墳群

大室古墳群は長野県市街の南東約六キロメートルに所在し、前方後円墳一基を含む五世紀前半から八世紀にかけて築かれた合計五〇〇基以上の古墳からなる。古墳は、千曲川の南側の丘陵から派生する三つの屋根上と、それに挟まれた二つの谷部に立地し、標高は三五〇から七〇〇メートル、約二・五キロメートル平方の範囲に分布する。古墳群は、西から金井山、北谷、霞城、大室谷、北山の大小五つの支群に分かれ、さらに各支群は十数基あるいは数十基の小支群に細分される。今回指定する大室谷支群は、約二四〇基の古墳で構成され、支群としては最大の規模をもち、発掘調査によってその内容が判明している。
 本古墳群は大規模であることに加えて、二つの大きな特徴をもつことで学界では著明である。その一は、墳丘を石を用いて構築した、いわゆる積石塚が古墳群中の大半を占めていることである。昭和二十年以降、栗林紀道が精力的に行った基礎的な分布調査と、昭和四十五年から長野市が実施した分布調査の結果によると、総数五〇五基の古墳のうち、積石塚は四〇〇基以上存在し、特に谷部にある北谷支群、大室谷支群に集中して分布することが明らかとなった。積石塚の墳形は、ほとんどが直径一〇メートル程度円墳であるが、長方形墳の形態をとるものも存在する。わが国では極めて稀な存在である積石塚が、これだけ多く密集する古墳群は国内には他に存在しない。
 その二は、埋葬施設として横穴式石室あるいは箱式石棺が主体をなす本古墳群の積石塚のなかに、合掌形石室と呼ぶ特異な構造を備えたものが存在することである。石棺・石室の天井部に板状の石を三角形の切妻屋根型に組み合わせて架設した合掌形石室は、全国で四〇例ほどしか知られておらず、一基を除くすべてが長野県の善光寺平に分布する。しかも二五基が大室古墳群に集中している。
 昭和五十九年から、明治大学考古学研究室は、特に大室谷支群を調査対象区域として、約三〇基の古墳の発掘・測量調査を実施してきた。その結果から、各小支群には合掌形石室をもつ古墳が一基から二基含まれると推察されている。また、出土遺物の検討からは、合掌形石室墳の築造は五世紀の中葉には始まっており、小支群を構成する古墳のなかでは、最初に採用された墳墓形態であることも明らかとなった。
 出土遺物は、土師器・須恵器・珠文鏡・短甲・馬具・鉄鍬・刀子・玉類・馬骨等で、なかでも馬具が多いことは本古墳群の特色といえる。馬骨は頭骨のみであり、横穴式石室の前庭部に多量の土師器・須恵器と共に土坑に埋納されていた。
 このように、大室古墳群は日本最大の積石塚古墳群として重要である。また、積石塚は高句麗の墓制と、特徴的な合掌形石室は百済の墓制との関係を指摘する意見もある。
 さらに、馬具・馬骨等の馬に関係する出土遺物が多いことは、本古墳群の被葬者が古代の馬匹生産に深く関わっていたことを示唆し、『延喜式』にある信濃一六牧のひとつ「大室牧」の存在とも符合するとともに、古代の官牧の発生に関しても貴重な資料を提供した。よって、史跡に指定し、その保存を図ろうとするものである。


小さい秋を見つけた2015/09/19 13:24


シルバーウイーク初日、素晴らしい秋晴れです。
久しぶりに気持が良い朝を迎えた。連休中は混むだろうとドライブは無しです。
で、久しぶりにモモと散歩をして、近くで小さい秋を見つけて来た。

我が家のスイフヨーの蕾がフックラ大きくなった(上)。
フヨウは夏から咲くのですが、この花は日照時間が短くなると咲くのです。
正しい秋?に咲く花木だ。もう直ぐだね。


度々登場するこのお宅でも、秋はもう直ぐだね。
下草のホトトギスも終わりです。

近所の神社の裏で咲くセンニンソウ。まるで仙人の白髭のように咲き乱れている。
可愛い野草ですが猛毒があるので、庭植えには向かない。

そしてミヤギノハギのシャワー。最高に秋を演出している。素晴らしいよ。
道行く人は萩のトンネルをくぐるのだろうか?