放牧の伝道師、三友さん ― 2015/09/07 15:30
「、、、あの91年ですけれども、中標津(なかしべつ)行って三友さんって人がおります。この人は、牛を減らす、そして牛の能力を落として所得を上げる方法があるんだよっていう風に我々に教えてくれた人なんですね。」
(酪農学園大学「実践酪農学」の記録。「放牧酪農について、足寄町酪農家の佐藤智好」さんの講義から<2005年前期>。 以下太字も同じ)
放牧の伝道師、師匠である三友さんを招いてのフィールドワークに参加することができた。
毎年行われる「放牧サミット in 足寄」での2日めのことだ。
NHKプロフェッショナル「仕事の流儀」に出演、放牧の番組を作った人で、
放牧の伝道師として道内各地に出かけている。
(酪農学園大学「実践酪農学」の記録。「放牧酪農について、足寄町酪農家の佐藤智好」さんの講義から<2005年前期>。 以下太字も同じ)
放牧の伝道師、師匠である三友さんを招いてのフィールドワークに参加することができた。
毎年行われる「放牧サミット in 足寄」での2日めのことだ。
NHKプロフェッショナル「仕事の流儀」に出演、放牧の番組を作った人で、
放牧の伝道師として道内各地に出かけている。

話しも上手い。息子に言わせると「10年、同じ事を言い続けている」、
それが凄いのだと言う。
素人の僕には難しい話しも何となく理解出来るような気がするから確かに凄い。
それとご覧のように若い酪農家が全道から集り真剣にそして楽しく話しに耳を傾けている。
当然子どもたちも一緒でコミュニティーが出来ているんだよ。いいよね〜。
都会では見られない風景だと思う。
「平成8年に自分達が放牧酪農研究会って始めた。そのきっかけはやっぱりね、自分達の暮らしは自分達で守るしかないぞと、人からこうだああだって言われるんじゃなくて、自分達がこういうような生活したい、こういうような牧場をつくりたい。」

「介護酪農では我々は健康な牛に対して随分、一生懸命、労力を費やしてね、やらなくても良いようなことをやったわけですよね。除糞とか、あるいは、餌やりですよね。で、牛が放牧地に行って食べれば、糞の量は、本当に10分の1くらいで済みます。餌も放牧地で食べてくるんですから、そういう作業も減るって事ですね。そして牛も人も健康になったってことです。牛も本当は青草食いたいんですよね。自分で行ってね。放牧地行って、牛が青草を食べれるっていうのは、牛は自分の食べたい餌を食えるわけね。で、そうじゃなくて、施設酪農の牛ってのは、食べたくない餌も、食わなきゃいけないんだよね。だから放牧地全般を食べるような草地にしなきゃいけないってのが、放牧酪農家の一番の見せ所であり、難しい部分だよね。その為には、土壌を良い牧草が育つような形でもって、管理をしなきゃいけない。そんなことを徹底して勉強しなきゃいけないっていうのが、放牧酪農の一つの難しさなのかなという風に考えております。、、、」
介護酪農ではない放牧の酪農家になって8か月、大分親方業も板に付いて来た。
夕方の搾乳時間、放牧の牛たちを集めて先導する姿にもなんか後光が射している?
いやいやいや、日没寸前の背光でした、、、。
白糸の日没は5時チョイ過ぎになる。早い日没だね。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。