早稲田ミョウガの収穫2013/08/01 09:10


我が家の小さな庭の片隅にあるミョウガ畑が、毎年今頃になると元気だ。
昨日今年初めてのミョウガの収穫をした。
株元に出てくるミョウガ、麺類の薬味に重宝している。
昼食はこの時期ほとんど素麺、冷や麦、蕎麦などの麺類になる我が家ですが
毎日欠かさず出る薬味は、ダイコンオロシ、ネギそしてミョウガです。
特にこれからは庭から直送のミョウガになる。

このミョウガは、ここ関町に越して来る前に住んでいた新宿・上落合の庭にあったものの一株を、記念に持って来て植えたもので、
20数年になるが、ブロック塀に沿って1畳分ほどの畑に育った。
実がしっかりとして香味も良いこのミョウガ、エリア的には早稲田村のミョウガ
‘早稲田ミョウガ’だと僕は思っている。

江戸東京・伝統野菜研究会の大竹道茂さんが、早稲田ミョウガの研究?に詳しいので我が家のミョウガの調査をお願いしていたのですが、
2年程前のメールでのやり取り以後連絡がない。

近年になって伝統野菜、地物野菜にこだわる人が少しずつ増えて来た。
しかし八百屋さんで目にする野菜の殆どが、
種苗会社が交配で作り出した、F1雑種といわれる一世代限りの品種だ。
例えばあのアオクビダイコン、北海道産も東京産もほぼ 「同じ大きさ」 で、
ほぼ 「おなじ味」 がする。
どこで作ってもほぼ同じものが作れるから、流通的には便利で良い。
F1青首が出る前は目方売りをしていたダイコン、今は一本いくらになった。
それほど 「均一な商品」 になったということだろう。
「大根役者」 はもう存在しなくなるんだね〜。

地方ごとに、いろいろな形や味があったダイコン。
あの大きな桜島ダイコン、細長くとぐろを巻く守口ダイコン、
辛いダイコン、甘いダイコンなどなど 「多様性に富んでいた野菜」 が
F1種子の出現で気候や風土にあった昔からの 「伝統・地物野菜」 が
消えてきている。

庭のミョウガから、つい近年の野菜へのいろいろな思いが、、、また日を改めて野菜考を書く事にしよう。


今朝はモモチャンと散歩に出た途端、霧雨が降り出して来た。
途中からそれなりに濡れて来た。
モモはプルプルプルと体を振って梅雨を落としている、まずいな〜。
慌てて一番初めの下野谷橋を折り返してターン、最短コースになった。
隣のサッカーグラウンドでは見つめる6人の目?、まずいな〜。


帰宅後シャワー、雨に濡れた体を奇麗に洗い流す。
雨水と水道水、同じ水で濡れても体にはどうなんだろうね〜?