偽妊娠2011/07/01 07:49

アップでワン!
朝方まで降っていた雨が上がりました。
道は少し濡れているようですが、散歩は出来そうです。

モモチャンはとても嗅覚が良いので、
「雨上がりの空気、何時もと違うゾ!」 と中々歩こうとしません。
そんな時は抱き上げて少し先まで連れて行きます。
或はモモチャンが歩きだすのをただじっと待ちます。頑固なんだよ。
犬との主従関係の構築、まだまだ続きます。

ちょっと気になる事があります。
それはモモチャンの乳房が少し大きくなったように見えるのです。
昨日、仕事の帰りにチョコッと寄ってモモチャンと対面した息子に話すと
「想像妊娠かもしれない!」 という、思いもよらない答え!

ネットで検索すると、アルアル。想像妊娠とは似て非なる不思議な犬の病気、偽(ぎ)妊娠。
獣医さんの話や犬愛好家の経験談などがてんこ盛り状態。
いずれにしろどうもホルモンが関係しているようなので、獣医さんを尋ねて処置をしなければいけないようだ。

モモチャンが我が家に来て18日め、だいぶ慣れて来ましたが、知らない事だらけ!
生き物との共生は大変だね。そして責任が重いな〜。

モモの主張2011/07/02 07:51

モモチャンが主張した散歩コースにある、ガーデニングが素敵な家
夕べ、食事が済んだ20時に近くに住む息子家族が、モモチャンに会いに来た。
いつもなら寝る前ののんびりタイムですが、孫たちへの大サービスで興奮しています。
孫たちは暫くすると夫々やりたい事があり、モモチャンから離れます。
SはiMACでYouTubeのサッカーを見始めます(使い方はほぼ習得している)。
Cは今学校で習っている蚕のことをネットで調べるとかで、別のPCを使いたがります。
が、孫たちにはiMAC以外は触らせていないので順番待ちになりました。
21時に帰宅。孫たちが居なくなると寂しくなりましたが、
モモチャンは落ち着いてゲージに入り寝ました。

今朝は涼しい、といっても部屋はすでに28.5℃もある、曇天。

夕べは興奮するかと思ったら、何時もの通りで安心。今朝も5時30分から散歩です。
ただ遊歩道までの住宅街のコースを拒否、モモの主張をした。うん? なぜだ?
主従関係が成り立たないではないか! と思いながらもつい許してしまった。
人間には判らない 「周りの気配と匂い」 がどうも関係しているようだ。
僕も 「戌年」 だからそのうち判ってくるだろうか。

(写真にカーソルを置いてください。写真キャプションが出ます)

無精卵2011/07/02 13:07

猫もいるよ
朝食の時みいさんが重大ニュース!
「メダカのおしりに何か卵のようなものが付いているよ」

卓上の小さな金魚鉢で1匹のクロメダカを飼っている。
毎年我が家で孵化したメダカのうちの1匹です。 「なに〜! 卵? 無精卵かな〜」
確かに透明な卵が数個ぶら下がっているのが判る。
メダカは無精卵でも孵化する事があるらしいので、2〜3日様子を見る事とした。

モモチャンの偽妊娠といい、メダカの無精卵といい自然界は不思議な事が多いな〜。
というか、人間は何でも判っていると思い過ぎ、判っている事はほんの僅かでしかない。

写真の猫の横に大きな火鉢があり、そこには何と4〜5センチのクロメダカがかなりいる。
そして毎年産卵、孵化を繰り返し世代交代をしていると思われる。
梅雨時に水草を別の容器に移して管理すると、約1週間〜10日後に卵は孵化する。
昨年は友人や近くの子供、そして孫に分けてあげたのですが1匹だけ残していたのです。

このクロメダカは友人の高木さんが大切に育てていた横浜産のクロメダカです。

主従関係2011/07/03 09:07

東伏見早大グラウンド。昔ラグビーのメッカだった。今はサッカーグラウンドになっている。フリーキック練習用のダミー人形。
「散歩行くよ!」 の掛け声に、モモチャンは喜んでリードと首輪のセットの入っている布製のカバンを引きずり出します。
ところがです。 遊歩道に行くまでの散歩コースに難癖(たぶんね)をつけ始め
最近では、嫌なコースは頑として歩こうとしないのです。
コース選択に何やらルールがあるらしいのですが、僕はまだ良く掴めていないのです。

僕の決めたコースに導く間、ただただじっと待つのですが、
最近はもう一つ問題が発生!
待つ間、僕は蚊のターゲットになりつつあります。
絶対的主従関係をつくる苦労は何時のときも大変なんだよね、じっとガマン、ガマン。

昨日は大塚にある弓道具屋さんに、みいさんのお供で一緒にドライブしました。
車に慣れていないせいか、車中元気がありません。
途中ぐったりとして、車酔いの感じで心配しましたが、家に戻ると嘘のように元気!

「猫かぶり」 ならぬ 「犬かぶり?」 そんなのってありますか〜。

(写真にカーソルを置いてください。写真キャプションが出ます)

カルガモ親子2011/07/04 08:34

もうすぐ独り立ちかな〜
モモチャンの散歩コース石神井川遊歩道には、その時々の色々な草花が咲いています。
今朝はカラスウリの白いクモの巣状の花を茂みの奥に2輪見つけました。
秋に真っ赤(朱赤)な実を付けますが、花は意外と見た事はありませんでした。
ネットで調べると 「夜に咲き明け方にはとじる」 とあります。なるほどね。
薄暗く葛の生茂る法面の下だから、早朝まで咲いていたのだろう。
真夏の夜に来ると、ひょっとしたらボウッと一面に咲いているのかもしれない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%83%AA

そして今朝は石神井川に親子のカルガモも居ます。
親は側で子供の泳ぎを見守っている様子で、自分はあまり動きません。
しばらくすると親離れするのかもしれない、そんな雰囲気の親子です。
いじらしいな〜。

親離れできない最近の日本の若者たち。
半分は親の責任で、残りは本人の責任というところでしょうね。
社会のせいにする一部の若者たちも居ると聞きますが
やはり努力は必要だよ。カルガモ以上に頑張らないといけない。

ヤンバルクイナ2011/07/05 09:05

朝6時13分、ヤンバルクイナに遭う
犬との朝の散歩では、今まで気がつかなかった植物や小鳥、ご近所の生け垣のことなど
多くの新しい発見の連続です。

モモチャンは遊歩道へ行くまでの散歩は、決してスムースではありません。
チョコチョコ歩いたり、何かの気配に急に止まったり、匂いを嗅ぎ回ったりのくり返しです。
動かないでじっとする時は、たいがい前方の横道などから人が出て来たり
近くの家の中から犬の啼き声がしていたりします。
人間には聞こえない、或は判らない気配を察知しているようです。
そんな時は、声をかけて散歩を促したり、じっと待ったりするのですが
待つ間自然に目に入るのが周りの家の花や生け垣の木、壁の色などです。

今朝また新たな発見です。
公園から出てすぐのこのお宅の門柱の上には、シーザーが対で置かれています。
屋根瓦は特に変わりませんが、なんと壁に時計と焼き物のレリーフがあります。
レリーフは沖縄の天然記念物の鳥 ヤンバルクイナ に似ています。
赤い足、赤い嘴そして胸の縞模様、多分間違いないでしょう。

散策の楽しみは楽しい風景の出会いと発見だね。

隣家の犬2011/07/06 08:27

モモ
フクちゃん

朝の散歩を終えて家の近くにもどって来たら、反対側からお隣さんの家の フク ちゃんも
丁度散歩から帰って来た。
イタリアン・グレー・ハウンド犬の3歳♂で、モモチャンに興味津々。
鼻をクンクンしてすりよって来る可愛い子なのですが、
なぜかモモチャンは僕の後ろに隠れるように逃げてしまう。
足の短いモモチャンと、後ろ足がフレームからアウトしてしまう足の長い フク ちゃん。
いつかツーショットで撮るぞ。

僕は今まで4匹の犬との思い出がある。
一番初めの犬は僕が幼稚園生のころ、母親の実家に飼われていた ベル だ。
犬種は判らないが白い犬で、幼稚園生の僕と同じくらいの大きさだった。
ベルはいつも玄関の前にいて、白い土塀で囲まれた大きな屋敷の番犬そのものだった。

大人の真似をして子供の僕が 「伏せ!」 というと伏せをした。
 「3回まわってワン」 というとこれもやった。可愛い仕草だったよ。
今でも賢い犬だったと思っている。

ある日遊びに行ったら、突然にいなくなっていた。
主の曾おじいさんの種治郎さんが亡くなって間もなく、ベルも亡くなったと母から聞いた。

二番目はコリーの雑種で、大きい犬だった。(つづく)

嬉しい電話2011/07/07 11:33

今朝は雨降りで、散歩はなしよ
夕べ遅くに可以から電話があった。

嬉しい電話でみいさんは桃子と長話をした。
「今日は5か月目に入って最初の戌の日なので、近くのお宮にお参りをして
お医者さんに二人で行って来ましたが、母子ともに順調だそうです」 という。

11月末に、可以と桃子の初めてのこどもが生まれる予定だ。
大変嬉しい。
我々にとっては七人目の孫になる。
これで三人の子ども全員が人の親になる。

北海道での寒い時期のお産になるので、いろいろ心配はつきない。
大変だろうが、頑張って欲しい。

今朝は雨が降っていたので散歩は中止です。
モモチャンに 「散歩は行かないよ」 と話すと首を傾けて目をクリッとしています。
「何時もと違うな〜」、散歩中止を判ってくれたような仕草をします。
そして床にペタッと体をつけてじ〜ッと僕を見つめています。
この目には参るね。

(7月6日のつづき)
二番目はコリーの雑種で、大きい犬だった。

僕が小学校3年生になった時に、父が連れて来た。
まだ小さかったのでよく啼いていた。姉と相談して名前を メリー とつけた。

家は丁度善光寺の裏手に当たる 「箱清水」 という所で、長野西高校の裏にあって見晴らしの良い高台にあった。
アプローチにアンズの木が3本あって、玄関横のアンズの木の脇に犬小屋はあった。
僕たちが帰ってくると高台の上からメリーはワンワン吠えて、今思えば近所迷惑だったのではないかな〜。帰りの遅い父の時は更に吠えていたと思う。

コリーの血筋なので毛は長く、顔は面長で足が長かった。首の下に月輪熊のような白い輪があったと思う。
力が強かったので子どもの僕たちには散歩はできなかった。

中学3年の春、父が鶴岡に転勤になり単身赴任した。 メリー もいなくなった。
そしてある日、剥製になった メリー の毛皮が父の椅子に掛けられていた。
中学生の僕には事態をよく理解できなかった。母に尋ねてもハッキリしなかった。

三番目は結婚して初めて飼った タロー(つづく)

お友達2011/07/08 09:24

この家の塀は中々重厚ですね。塀の窓からソラナム・アウィクラレ、シホウカ(紫宝華)が元気に伸びだしています。
今朝はお友達のダッシュと初めて一緒に散歩をした。
怪我をしてシャンプーが出来ないから、トリミングをしてもらえないと、
主が自分ではさみを入れたとかで、少しトラガリのプードルでしたが
二匹並んでの散歩は初めてです、良いもんですね〜。
ダッシュとは早大馬術部の厩横で別れました。
モモチャンは更に遊歩道を散歩します。
しばらく行くと今度はダックスフントに挨拶、この子の名前は聞いていないのですが
相性は良く、前にも挨拶を交わしています。

そして更に行くと今度は向こうから2匹のやんちゃ犬ピーグルが来て挨拶です。
1匹は老犬で18歳といいますから、人間だと88歳と大変長生きの犬ですが
しっかりと散歩が出来ています。
老犬はモモチャンを見向きもしないのですが、若いピーグルはモモチャン大好きで、良く挨拶します。

今日は珍しく多くの友達に会えて、満足そうに散歩を終えました。
そうそう、ダッシュと散歩中に珍しくマーキング(うんち)をしました。
散歩中のマーキングは二度目です。おしっこはまだ一度もしていません。

(7月7日のつづき)
三番目の犬は、結婚して初めて飼った タロー です。

新婚時代は東中野の小さなマンション住まいで、隣には作詞家・喜多条忠さんが居て仲良くしていました。一般人としては多分一番始めに 『神田川』 を聞いたと思う。
長男が軽い喘息気味になり、かかりつけの小児医から引っ越しを勧められ、一戸建ての家を探していたのですが、早稲田通りを挟んで反対側、上落合に庭のある貸家を見つけ引っ越しました。

当時長女、長男が通う幼児生活団では、4歳でジュウシマツ、5歳でモルモット、6歳で伝書鳩を子どもがお世話する事が課せられていました。
そんな訳で上落合の家でもジュウシマツやモルモット、アヒル、チャボ、犬、亀などの生き物を沢山飼っていて、タローは野良猫から生き物を守るために庭で放し飼いにしていたのです。
タローは、当時目黒にあった愛犬協会から譲り受けた、典型的な日本犬の雑種でしたが、おりこうで近所の家に泥棒が入りそうになった時、吠えて追い出し、とても喜ばれました。

ある日の昼頃、タローは急に横たわってハ〜ハ〜息をしながら苦しそうにしたのですが、みいさんと長女は出かけていて、僕と長男はおろおろするばかり。みいさんが帰って来てから近くの獣医に連れて行きましたが病院に一泊して、亡くなりました。

翌日東府中にあるペット専門のお寺「慈恵院」で荼毘にふし、位牌をつくり持ち帰りました。

四番目の犬は ムー です(つづく)

カワセミ2011/07/09 10:32

一瞬のダイビングで、小魚を喰わえて止まり木に戻る。
爽やかな朝です。何時もの時間に散歩ですが、今朝は孫のMちゃんが一緒に居ます。
いつもだと遊歩道に着くまでは、立ち止まりやコースかえが度々あるのですが
今日はとても上手に散歩です。先導者がいるからかもしれない。
遊歩道も上手に散歩で、何時もこんなだと良いのにな〜。

昨日の夕方の散歩で、武蔵関公園のカワセミを見ました。
いつも早朝から、カメラ愛好家の大勢の皆さんが、望遠レンズを構えているのですが、
この時間は誰もいません。

止まり木に止まって、小魚を狙っています。一瞬のダイビングで小魚を喰わえ、
止まり木に戻って魚を打ち殺して食べています。何回かくり返しています。
渓流の宝石と言われるだけあって、背中のブルー、胸のオレンジ色がとても美しい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%82%BB%E3%83%9F

(7月8日のつづき)
四番目の犬は ムー です。

昭和61年7月23日のタローが亡くなる時の苦しい様子を目の当たりに見ていた僕は、「もう暫くは犬を飼うのを止めるよ」 と子供たちに宣言をしました。
タローが亡くなって寂しくなったのですが、長女も長男も理解してくれていたと思います。

長女が自由学園初等部に入学。「ランドセルが歩いている」 と表現しても可笑しくないくらい大きな学園指定の黒色のランドセル。
西武新宿線 「下落合駅」 から 「田無駅」 に出てそこからひばりが丘駅行きのバスに乗っての通学ですから、大変だったことでしょう。大きなランドセルですから尚更です。それこそ朝6時頃には家を出て、帰りは遅かったと思います。

そんな長女の帰りが更に遅くなって、何か大きな箱を抱えて帰って来た日、それが僕にとって四番目の犬との出会いになります。
長女がいうには、学園近くの通学路の家で子犬が生まれ 「大きくならないわよ」 と言われてどうしても欲しくて 「貰って来た」 ということでした。

僕との約束を破って連れて来たその犬は、シェパードの血筋をひいた生まれてまだ日が浅い可愛い子犬でした。
タローは青年犬で我が家に来ましたから、子犬に触れるのがよほど嬉しかったのでしょう。
弟二人も大喜びです。「これから返しに行く」 訳にもいかず様子を見る事となりましたが、一晩一緒に過ごすと可愛さ百倍、もう子供たちは離れられなくなっていました。

名前は長女と長男が考えて ムー と付けました。なんだか意味があったようですが忘れました。可愛い子犬でしたが悪さもしました。室内で飼っていましたがみるみる大きく育ち、歯がむず痒いのでしょう、よく椅子やテーブルの足を咬んでいました。

関町に家を建てた時も一緒に連れて来ました。暫くは環境の違いで良く遠吠えをしていたと思います。夜、近くの武蔵関公園で子どもたちが上げる花火に驚く事はしょっちゅうでした。

平成13年12月21日、次男が一晩中寝ずに ムー の看病をしていましたが、自宅小屋で永眠しました、老衰でした。
タローの眠る慈恵院で荼毘にふし、位牌を持ち帰りました。

10年後の今もムーの小屋は関町に昔のママ残されています。