庭のドクダミを漬けてみよう2020/05/31 09:46


新型コロナに振り回され、ブログも随分書いていなかった。
5月最後の今日、1月の騒動から随分日が経つな〜。

我が家の狭い庭の片隅に生茂っている、いやいや居たと過去形になる。
モロモロの毒を消すと言われ、昔から漢方薬として大事にされてきたドクダミです。
このドクダミを焼酎に漬けてみようと、尼寺の歳時記で教えられたのです。

新型コロナの影響で、3密禁止などTVの番組作りにも変化が出始めてきた。
そして取材も出来ず、放送にも過去の番組の再放送、リメイクが多くなって来たようだ。
が、良いドキュメント番組は、過去に見れなかったものを見れる機会にもなった。
そんな番組の一つをNHKBSでタマタマ見た。
尼寺の歳時記風の地方局制作のドキュメンタリー番組を見ていて(番組名失念)、
その中で登場した一こまに、寺の庭先のドクダミを焼酎に漬けるシーンがあった。
飲んで良し、痒みにも良しとのナレーションにボクは飛びついた。
そうだ、今年は庭のドクダミを漬けてみよう!


ネットで調べたら、アルワアルワたくさんのレシピ? が出て来たのですが
そう難しい事はない、きれいに洗って梅酒用の瓶などに35度の焼酎(ホワイトリカー)で
漬けるだけなのです。色々もったいぶって書いているものはパ〜ス。
で、上の写真。
左は洗って全草を5センチ程に切って漬けたもの。
右が花部のみを摘んで漬けた一日経過したもので、少し茶色くなっている。
飲み物用にレモンや蜂蜜を入れると良い、、、色々紹介されていた。
が、基本に忠実に、今年はシンプル、プレーンで漬けてみた。


洗ってから吊るして、乾燥させたもの。これはドクダミ茶にしようと思う。
100均ショップでティーパック用があるらしいので、乾燥したら良く揉んでから入れて
パックで保存だね。便利になった。


昔取材した会津の柳津・大成沢地区では、ドクダミの紋章を土蔵の窓に見つけた。
土用干しするドクダミが土蔵の壁一杯に干されているのが判る。
この地区は昔から薬草の産地として栄えた。
ドクダミの花が紋章とは、凄いよね
写真集 『歳時記の里・奥会津』 (NHK出版刊/装丁・デザイン担当)