秋季皇居乾通りの散策2018/12/05 15:38


「12月1日(土)から12月9日(日)までの9日間、秋季皇居乾通り一般公開を実施します」ということで、3日にかみさんと行って来ました。
東京駅丸の内中央出口から、それと判る60〜70代のご夫婦が
ゾロゾロと皇居に向かっています。
朝10時頃なのにもう凄い人出でした。


そして身体検査やら荷物検査の検問をして
「坂下門」(写真上)からやっと皇居内へ、、、
坂下門を通るとすぐに、宮内庁の建物があり、職員も対応に大忙しだね。
「水飲み場」として水道と茶碗があったので一口濯いだ。
側の女性職員に、「この水は東京都の水か」尋ねると、笑いながら「そうです」
僕はてっきり羽村の堰から敷かれている、あの天皇家の水かと思いました、残念、、、


東京のど真中に何とも不思議な杜、空間があります。凄いな〜。
イロハモミジ等の紅葉が充分楽しめた。
写真は宮内庁を過ぎて一つ目の建物「局門」。名前からしてタイムスリップだね。
黒松が多く、イロハモミジの紅葉が対照的だね。


ここからまっすぐ通り抜けるか、西ハネ橋から東御苑へ抜けるかの二択で、
混雑を招かないよう、途中から戻る事は出来ないワンウェイなのです。

昨日は北側の「乾門」に抜けないで東御苑へ向かいました。
西ハネ橋からは蓮池濠と石垣が綺麗です。
白壁の建物は「富士見多聞」、上から中に入れる。


「富士見多聞」の中から蓮池を見下ろす。
中はそれほど広くなく、靴を脱いで上がる。10畳はなく、細長いスペース。
S28年から公開されているという。
http://www.kunaicho.go.jp/info/osirase-fujimi.html


当時の石垣が間近で見られ、江戸城を感じるとにかく素晴らしい圧巻の景観だ。
近くで石垣を観察できる貴重なポイントで、登り切ると天守台へ出る。
かつては江戸城の天守があった場所だが、天守は早い時期に焼失し、
以後天守は復元されてないので、現在は天守台の上には何もない。

上から大奥などがあったというエリア、松の廊下があったという辺りを見下ろす事が出来、そのスケールの大きさは想像以上だった。
う〜ん、確かに皇居は江戸城なんだね〜、、、


東御苑「二の丸庭園」の雑木林は、紅葉がまさに見頃でした。
これを見に来たのだ!

上写真は、明るい林の足元に広がるツヤブキの群生。こんな群生は見たことが無い。
ツヤブキがみんな東を向いて咲いているのだよ、スゴイ。(写真クリックで拡大)
昭和天皇の希望で武蔵野の雑木林を再現したという事、良く判るね〜。


江戸城二の丸とは、本丸御殿に準拠する御殿で、御茶屋や泉水も造られていた。
小堀遠州デザインによる回遊式の大名庭園の一つ「二の丸庭園」、スバラシイ。
池の鯉が優雅に泳ぐ姿は何とも言えない。
https://photos.app.goo.gl/Hvir6HAAcTav3Uc36


下写真は梅林坂。ウメの花が咲くと不思議ワールド出現なんだろう。
ウメの咲く春(2月?)に、また再訪したい。
シャクナゲも群生していたので5月も素晴らしいだろうな〜。
http://www.kunaicho.go.jp/event/hanadayori/hanadayori-cal.html


16時過ぎに「中雀門」から出て、毎日新聞社ビル地下街の蕎麦屋さんで遅い昼飯をとり、地下鉄東西線に乗って荻窪へ、荻窪からバスで武蔵関、18時ころ帰宅。

アクティビティ16000歩の、素敵な皇居散策の一日でした。


「百人番所」前でハイポーズ

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