天変地異〜北海道震度7地震2018/09/10 14:45


今年、異常な夏の猛暑がそろそろ終わるかなと思っていたら
今度は、山口、広島、愛媛が豪雨による甚大な被害に見舞われた。
更に台風第21号が8月28日に発生し、9月4日に日本に上陸。
近畿地方を通過、その爪痕を大きく残した。
高潮で滑走路が冠水した関西国際空港と対岸を結ぶ唯一の連絡橋にタンカーが衝突!
まさに「関空は孤島」になり、8000人が孤島に孤立、一夜を明かした。
自然災害という不可抗力になるのか、、、余りに大きな被害だと思う。
などなど自然災害がつづき、ブログも8月はアップしなかった。
被災された皆様、お見舞い申し上げます。

そしてそして自然災害はこればかりではなかった。更に被害を生んだ。

9月6日明ける前の3時過ぎ、
北海道胆振地方地下37Kmを震源に震度7の大地震!
朝6時にTVに映し出された風景は、事態を判断出来ない想像を絶するものだった。
そして更にブラックアウトによる北海道全域での停電があり、
約40時間、ほぼ2日間に渡り全道で電気が使えなくなったのだ。

台風21号による「関空水没や空飛ぶ乗用車」の映像に驚き、信じられない思いでしたが
この地震による山崩れの映像は、天変地異の恐怖の思いを強くしたのだ。

震度マップ(USGS) 画像は、「Wikipedia」より引用

北海道道東の足寄町で、放牧の酪農をしている次男家族とは、メールで連絡が出来
足寄は震度3ということで、地震の揺れそのものの被害は0だった。
ただ停電で、6日の朝から搾乳機が使えず搾乳が出来ない。
更に搾乳した生乳を冷却・冷蔵する貯蔵タンク、バルククーラーが止まるという
異常事態になっていたのです。
また乳業会社が操業ストップ集乳ローリーもストップでどうしようもない事態に、
やむなく生乳の破棄が行われていたのです。

そんな中、足寄の新規就農者のリーダーである吉川さん(ありがとう牧場)のFBがUPされ
驚かされた。

”吉川友二 9月7日 20:40
乳業会社操業停止中のため、朝から晩まで本間君と宍倉君がチーズを作ってくれました。あとはブタブタ君たちと子牛たちに牛乳をとっておいて、廃棄乳をほぼゼロにできました。
本間君、宍倉君ありがとう❤️
スイスで見たアルペン酪農のように、毎日全ての牛乳をチーズにできる酪農がしたいです。停電になって課題が見つかりました。
まだ停電ですが、次回の集荷までには操業再開していますように。”


9月8日 11:27 ·
我が家の英雄(写真上)。
18年前に本間隆さんにいただきました。
彼女のおかげで搾乳、バルクの冷却ができました。
トラクターのPTOで回して発電します。
電気屋さんによると他に1軒しかないそうです。
隆さん、ありがとうございました。

<返信>
昔は大雪の時に停電よくありましたよ。
地下水ポンプ汲み上げの時は当然断水。
薪ストーブに鍋を乗せて雪を溶かしたこともあります。
世の中、便利さにどっぷりで弱いですよね。
農家として停電になるとその年がパーになることもありますし、
畑で電気が欲しいときにも有効です。
200V9.9KW・100V30A発電します。あ、溶接機でもありますよ。

農家は皆さん強いです! ちなみに息子のFBから

9月6日 8:08 ·
停電中ですが、元気でーす👌
心配して連絡くれた皆様、
ありがとーございます❗
ケータイの充電が大変なので、
snsからの連絡になりましたー😁
復旧するまで、夜の準備しまーす

9月9日 2:01 ·
ようやくDOCOMOの電波復旧~☺
停電は昨晩より復旧してたものの、
ケータイの電波塔の電源がだめでした。

初日は肝試し、二日目はバーベキューと、完全に開き直りました🎵
牛乳は搾ってた分は廃棄。
その後は復旧まで搾らず、牛は放牧地でのほほん状態。
今朝(10日)から普段通りに、搾乳しつつ、夕方分娩!秋分娩がいよいよスタート❕

農協の職員さん、大分お疲れモードですが、頑張りましょー✊

それにしても、農家の皆さん、結構発電機持ってるもんだよなぁ~
ディーゼルは本当に助かります❗
あと、
ソーラーパネルこれだけあるのに、直接電気とれない悲しさ…
ソーラー→蓄電 本気で考えて欲しいな➰と、、、

ひとまず、元気でございます☀
早い復旧に感謝感謝