今年もアンズが咲いた2020/03/16 21:38


庭先のアンズの花が咲き誇っている。
30年前、家を建てたときに我が家の主木にと故郷の長野から取り寄せた。
’信州大実’と言う品種で、殆ど生理落果をしてしまい5、6個しか実は収穫出来ない。
がしかし、その実は宝石に匹敵するほどだ、とボクは思っている。
仏壇に供えた後、かみさんに頼んでコンポートにしてもらうのですが、その美味しい事。
今年はいくつ収穫出来るのだろう?


ヒヨドリが来て、アンズの花の蜜を上手に吸い取る。
しかし、時々乱暴に吸うやからがいて大事な花をガクから食いちぎる?
アンズの木の下には、花びらではなく、花がそっくり落ちている。
初めは原因が判らなかったのですが、最近はギャーギャー啼くヒヨドリのせいだと判り
全く憎たらしいと思うのです。


隣の奥方が、「綺麗ね〜。この花が咲いた後に、桜が咲くのよね」
ゴミ出しの時の会話ですが、毎年ほぼ同じ感想なのにはがっかりする。
もう少し気が利いたコメントを言えないのかな〜。
花を愛でると言う事を、もっと自然にやれば良いのにと思う。
その桜が、ソメイヨシノですが昨日咲いた。


石神井川の淵に植えられていて、最近は大分痛みが激しい。
車の往来が激しいせいもあるけど、やはり手入れの悪さが一番かな。
石神井川の拡幅が戦後の復興事業の一つになっていて、昭和22年に決まっている。
本流寺橋までの拡幅工事の認可が降り、現在買収が進んでいる。
上流の河川整備工事は溜淵橋まで西東京市エリアは完成している。
残るは本流寺橋〜溜淵橋までのこのエリアだけになった。
ちょうど西武線の高架工事と同時進行になるようなので、
その時にこの桜並木が無くなるらしいと、地元では緊張が続いている。
無くなる予定の桜並木の手入れは、育てるより、切り取る方向になっている。


今は矢板で護岸される、川幅8m仮の姿の石神井川ですが、
川幅12メートル+遊歩道4mが両側にできる川幅20mの大川に変身するのは
果たして何時になるのだろうね〜?
多分、ぼくの生きている間に完成するとは思えない。