小諸・ソバ七2021/12/24 12:16


11月28日 20:17
昨日小諸のソバ七に行ったら、残念売り切れだった。
途中の碓氷峠辺りでは霙風混じりの粉雪が舞い、冬近しを痛感、、、
それにしても売り切れとは残念だった。
ほどほどに田舎風で美味しい手打ち小諸ソバです。


近くの亀やの揚げまんじゅうは辛うじて入手、懐かしい味だね。
上田の市場で野沢菜や支那ダイコンを仕入れた。もちろんりんごもね。
野沢菜はきざんでダシ醤油で時漬けにして食べる、美味い。




やおふく秋和店
秋和店はやおふくの原点。
元をたどるとここは高原野菜の集荷場だった。
対面販売が中心のフレンドリー&活気のある市場。
広い市場で販売する商品は鮮度は抜群。

ネズミダイコン2021/12/24 12:12


11月25日
信州・小諸〜坂城エリアには、
”おろし”と言われる「辛みのダイコンをおろし、汁を絞りつけ汁にして食べる蕎麦」がある。蕎麦はツルツルと消化が良くないので、
ダイコンのジアスターゼが助けると昔の人は考えていたようだ。
味もいいし健康にもいい、スバラシイね。

坂城・ねずみ地区のダイコンをネズミダイコンと称した。
今風に言うならブランド化されたダイコンですが写真のように姿もネズミに似る。
他の似た地ダイコンに、青い支那ダイコンがあり、この汁でもアマモックラとして美味しい。ボクは支那ダイコンの方が好きです。

善光寺詣り2021/11/10 11:18


秋晴れの爽やかな6日、久しぶりの善光寺参りドライブ。
朝8時に出たのですが始めから大渋滞、、、空を飛んで行きたいな〜。
長野道に入ると今度は事故渋滞!参った〜。
お陰で普段写真が撮れないこの橋はバッチリパチり。
この橋の名前は何だろう?


山々は紅葉が始まり、良い感じだね〜。
上田菅平で下り、一般道を走る。
戸倉で茅葺き屋根の蕎麦屋・萱で遅い昼飯。クルミのつけ汁が美味い。
(下写真、一番左がクルミダレ)


善光寺到着はもう夕方。
下写真は本堂から山門を見ています。


忙しくお参りといつものお線香を一年分購入です、、、
一箱150本入×4箱。これで客人が来てもほぼ一年分になる。
毎年この時期に善光寺詣りになる。


モモちゃんも一緒だった(上写真籠の中)ので急いで帰京デス、疲れた〜。

善光寺詣りの帰り道、上田のA・コープに寄って地元の果物や野菜を購入。
時期外れですが秋の丸ナスがあり早速籠へ。


4個で200円、安いか高いか、、、
昨日早速油味噌炒めにして食べた、うま〜い!
露地物の丸ナスならではのホクホク感、信州の味だね、嬉しかった。
近年はハウス栽培が盛んで、丸ナスも同様
ハウスで栽培する農家も出ているらしい。こうなると200円ではなくなる、、、

5月の北海道はいいね、、、2018/05/27 16:03



冬の間、干し草と飼料で育つ乳牛たちが、緑色に芽吹く牧場に放されていた。
それこそ好きな草を、好きな時に、好きなだけ食べるのだ。
側に行くと草を食む音がまた良いのだな〜。ザ〜クザクと草をむしり取る感じでね、、、
美味しくない?嫌いな?草を避けて、それこそ食べ尽くすのだ。
一頭平均500〜600kgもある牛だから、一日に食べる量は半端でない。

広い牧場は育成牛用の草場を除き、一週間を朝と夕方に分けて電柵で仕切られている。
簡単にいうとこれだけですが、実際は天候に依り牧草の伸び具合にバラツキがあるので
牧草の成長を見極めながらエリアを電柵で張り直し、
そして牛の体調を考慮しながら、放牧する場所を決めるという。
この絶妙のアレンジが出来ないと一人前の牧場主になれないのだろう。
つまり牛乳の窄出量が大きく変わり、経営そのものに関わるからだ。

草を食べる事が仕事の牛。
草を食べ、人間にとって大切な乳=牛乳を生み出すのだから凄い。
牛は牛乳製造マシーンだよ!


牧場には牛が飲む水が必要で、水源として湧き水があり流れる沢がある。
5月になると、その沢の周りにヤチブキ(谷地蕗=エゾノリュウキンカ)が出る。
このヤチブキが高級山菜として珍重され、山菜好きにはたまらないのだ。
人里離れた水の奇麗な所に行かないと無いのですが、この辺りの沢には多くある。


上の写真で左側はフキ、ラワンブキで、右側の黄色い花が見れるのがヤチブキだ。
葉はフキに似ているので「谷地の蕗」という事だろう。
茎をポキッと折りその茎をオシタシにして食べると美味い。
サッと茹でるのがポイントで、茹ですぎると美味しくないから目を離せない。

大切な山の恵みは、この時期はギョウジャニンニク、コゴミ、タラノメが採れ、
6月に入るとヤマウド、ワラビなどが楽しめるのだからたまらないね。


今回の旅では多くのタンポポの群生を見た。
牧場で使っていない車、スズキの軽・ワゴンRを借りてあちこちかみさんと出掛けた。
そして必ず目にしたのがタンポポの地面を覆い尽くす程の群生だった。
思いもよらないタンポポ軍団の出現だったよ。

牧草などイネ科(単子葉)の植物は、根を横に張るが
タンポポ(双子葉植物)は直根をタテにガンッと張るので強く、
手入れが悪くなるとイネ科の草を駆逐するらしい。
タンポポの種は風にのって自由気ままに旅をするのだから、たまらないな〜。
しかし凄いね、そして遠目にはまるで菜の花畑みたいだった。
ちなみに牛はタンポポを食べていない(と見えたのだが、、、)


この時期雨が少ないせいか、チューリップ、スイセンが咲き乱れ奇麗だった。
どの家も庭が広いので、花数の多さに圧倒されるね。
もう少し後になるとマメ科のルピナスが咲き乱れるのだろう。
場所によってはエゾザクラとツツジとレンギョウが競演していたから、驚いた。
とにかく今の時期は春を待った植物たちが、一斉に花が咲く。


大空町に行くとシバザクラが一山、覆い尽くしていた、圧巻だよ。
雨が少ないこの地ならではだね。とにかく凄かった。
昔寄った埼玉・秩父の羊山公園も奇麗だが、とてもかなわないな〜。
上空からも楽しめる遊覧ヘリコプターが飛んでいるのだから、その規模が判るだろう!
その花に囲まれて僕は酔ってしまったのだからね〜、、、ヤレヤレ

わがままきままな旅2017/12/10 15:29


11月27、28、29日と2泊3日のドライブ旅行を義兄と長野・八ヶ岳方面にした。
義兄が20日に購入した、本田のNボックスの試運転を兼ねての気ままな旅になった。
僕と一回り違う年齢で83歳になるのですが、
大の車好きで、子ども達のリクエストに応えてこの車の購入になったという。
今流行の安全装置がついているのだという。

宿泊は会員制のホテルで、僕はただお供をするという何とも贅沢な話しなのよ。
僕の愛車ベンツEクラス320とは何かと違うのですが、燃費が抜群に良く驚いた。
そして高速代も「軽」だと安いんだね〜、知らなかった。
関越道から長野道に、途中見る浅間山は少し冠雪していて良い感じだな〜。


小諸で高速を下りて、北国街道にある行きつけの蕎麦や「そば七」に寄る。
太打ちの美味しい蕎麦だった。
「おしぼり」もあり、久しぶりにナカンジョダイコンのしぼり汁で頂いた。
うま〜い、から〜い。


夕方の5時ころ、宿泊の会員制ホテル、八ヶ岳美術館ソサエティに着いた時、
ちょうど窓から見える八ヶ岳に日が落ち。一瞬だがダイヤ♦️になり綺麗だった!
疲れが一気に吹っ飛んだ。大きな湯船と露天風呂でノンビリしてから夕飯になる。


新車の調子も良いし、天気も申し分ないドライブ日和。
さ〜今日は塩尻にあるワイナリーに行き、ワインを買うのだ!!!

長野県には4カ所のワインバレーがある。千曲川ワインバレー/日本アルプスワインバレー/桔梗ヶ原ワインバレー/天竜川ワインバレーだ。
特に、先日義兄と訪ねた塩尻桔梗が原のワイナリー3軒は、
夫々に歴史と味わいが異なり、切磋琢磨して来た事が良く判った。

井筒ワイン五一ワイン信濃ワイン
特に信濃ワインでは、地下にある樽の貯蔵庫を見せていただけた。
ひんやりとした薄暗い地下で眠るオークの樽からは良い香りがぷ〜んとほのかに漂い、
何となく醸造の時間を感じる事ができた。
ブランデーが特に香りが強く、良い香りだった。
樽から瓶詰めされると何年でも保存が可能だという話し、何か不思議だった。
ここには1956年製、1本10万円のワインが鎮座していた



露天風呂につかり、ワイナリーをツアーして、美味しいワインと食事にありついて
何だかのんびりとした、いや、し過ぎたかな〜。
車も快適でいい旅が出来ました、ありがとうございました! 
帰り道では虹が出て、お見送りだよ。きれいでした。


  わがままきままな旅の雨にはぬれてゆく   山頭火

小諸のレンゲショウマ2013/08/18 14:37


昨日、長野の祖父母の墓へ一年ぶりにお参りしてきた。
朝のモモチャンとの散歩を終えて、ウンコが済んでからになるから
どうしても8時頃の出発になってしまう。

今月は新潟へ家内の両親の墓参から始まり、八王子へ親の墓参と
毎週土曜日に出かけているので、昨日は3回目になる。
特に関越道は新潟に続いて2回目、混み具合がだいたい判っていて
谷原を8時頃だと混むからノンビリ行こう、と覚悟をして出かけた。
が、関越道は思いのほか空いていて順調に走った。藤岡から長野道へ入る。
一年ぶりに見る浅間山は相変わらずゆったりと、堂々としている。
僕は好きだね〜。

予定より早く着きそうなので、手前の 「小諸」 で高速を下りた。
行こう行こうと思っていたが果たせなかった、北国街道を周り、途中にある
小諸・高浜虚子記念館に寄った。300円の入館料。
小さな記念館だが、虚子が1000日間疎開していた古い家の横にあった。
家と、彼の墨書が展示されている。
その柔らかな書、ま〜今風丸文字なんですが、を見るとあのホトトギス創刊者の厳しさが感じられないのは不思議だった。


展示を見ている間に学芸員の方がお茶とみすゞ飴、小梅の梅酒漬けを用意してくださった。心が穏やかになった瞬間だね。熱いお茶を頂いて小梅を食べた。優しい美味しいお漬け物でしたよ。

玄関先で咲くレンゲショウマの花。今年の暑さには驚いているように、
鋸歯の葉が暑さで焼けて黄ばんでいるように見えた。
多分高浜虚子も愛したであろう、この花が最も美しい薄紫の花(咢片ですが)の時に、また尋ねてみたいと思った。



ダイヤモンドの輝き2013/08/04 12:55


モノトーンの山端に輝くダイヤモンド。大げさではなく本当に光り輝く日没は、突然だった。

昨日、家内の実家がある新潟へ、墓参りに車で行ったその帰りの関越道で、
右手に見えていた越後の名峰・弥彦山の山端に沈んだ太陽が、最後の光を出す瞬間、暗くモノトーンの弥彦山が、厳かに光った。
それは一瞬だった。が、運転する僕の目の中にも飛び込んで来た。
助手席に居たみいさんがカメラで追う。
奇麗だ。スバラシイ。

朝モモチャンとの散歩を終え、モモの朝のお勤めを終えてから家を出たので、
関越道に乗った時は8時を少し回っていた。
もう既に相当に混んでいて、やはり6時前に谷原を越えていないとダメだね。
案の定と言うかとにかく渋滞で走らない。
もうこの場合はあきらめてノンビリ行くしかないよ。

カメラを出して周りの植物を撮り始めた。ノーゼンカズラの仲間 ’アメリカノーゼンカズラ’の壁面植栽が特に目についた。昔はなかったよね。
花形が細長いロート状なので、花の色があまり気にならない、良い感じです。


前方に見える山は赤城山。もう11時を過ぎている。
ダラダラ渋滞はどこまでも続くね。まだ先は長い。
長野道との分かれ目藤岡ICを過ぎた頃から、自然に走り出した。
長野方面、軽井沢、菅平へ夏休みで出かける車が多い事が判る。
ただ昨日は長岡の花火大会の最終日という事もあって、新潟方面への車も多かったのも事実だ。
途中何回かPAに寄って、モモを歩かせたり息抜きをしながらノンビリドライブをした。犬連れの家族は結構いるもんだね。

森家代々の墓参りは結局3時を回っていた。
みいさんはいつものように墓石の掃除や草取りをしている。
例年、お盆とお彼岸にはお参りにくるのですが、年々車での参拝もそれなりに疲れが多くなってきた。ベンツは長距離ドライブには快適ですが、歳のせいなんでしょうね、今年は疲れが大きい。
来年は一泊してゆっくりお参りをしようと思う。

みいさんの実家に寄って仏壇にお参りをする。
皆さん変わらずですが、同じく歳はとって来ましたね。
長岡の花火大会の帰りと一緒になるのは避けたくて、そそくさと退散、帰路につく。途中みいさんの妹にも会う。
マ〜今のうちだけかな、兄弟は皆元気でした。
そして関越道を、弥彦山を眺めながらしばらく走り始めて、冒頭のダイヤモンドの輝きに出会うのです。
突然に輝いた瞬間、「ウォ〜、きれいだ!」 と思わず叫んだのです。


夕べ帰宅したのは深夜の12時チョイ前、まさに日帰り墓参でした。
でも途中の越後湯沢で下り、隠れた名湯 「山の湯」 にも入って来た。
本物の源泉掛け流しで、地元の人が入る共同浴場です。9時まででした。
温泉に着いたのがほぼ8時、ギリギリセーフかと思ったら9時まで開いているというので、ユックリ入れた。ここの泉質がいいんだよね。
ユックリノンビリした30分でした。
途中仮眠をしたので谷原を通過した時は11時を回っている。
それでも無事故で、何とか日帰りが出来たのはよかった〜。モモ、みいさん、お疲れさんでした!

今朝も5時起床、早朝散歩。
モモとの変わらないいつもの早朝散歩生活に戻った。


和様の書を見て来た2013/08/03 07:01


昨日午後、打ち合わせの合間に東博で開催中の特別展 「和様の書」 展に行って来た。Good!でした。
美し過ぎる日本の文字、好きな書に出会えて嬉しかったね〜。
昨日は2時間しか時間がなかったので、もう一度ジックリ見に行きたいと思う。
9月8日まで、東京国立博物館・平成館。


今日はこれから新潟へ、日帰り墓参り。
早朝散歩を終え、モモももちろんいっしょです。もう少しでモモの朝のお勤めがあるので、終えたら出発です。
BS7:30からのあまちゃんを見てからになるかな?

明日のブログで詳しく報告します。


加賀井温泉へ行って来た2013/02/25 06:21


日曜日の昨日、かみさんとモモと長野・松代の加賀井温泉に行って来た。
穏やかなドライブ日和、のんびりと95km/hペースで走る長野道も軽井沢までは長閑な里山風景が続く。
僕が好きな風景の一つです。


が、軽井沢を過ぎると一転して冬に逆戻りする。チェーン規制のランプが表示されて焦る。
高速を下りると雪景色になり、信濃の春はまだまだだと実感する、寒いね〜。
1℃だからね〜、さぶ〜〜〜。

しかし噂のこの温泉は中々ユニークで、良い湯だった。
中学の同級生Mがかみさんと良く行く温泉で、気になっていた。

松代の旧城下町外れにある加賀井温泉・一陽館は、ほとんど旅館とは思えない建物。
入浴料300円を籠の中へ入れ、温泉に向かおうとすると案内の人が源泉に連れて行ってくれた。まず温泉場で源泉の湧くところを見せてもらうのは初めてで、行くとワ〜、吹き出しているよ、白い泡。ブクン、ブクンと脈を打って溢れている様は本当の?温泉を見ている感じがする。炭酸を抜いているのだというが、その意味を正確に理解できないまま湯船へドボン。が湯船は川の用に長く、川上が熱く川下がぬるいと理屈には合っている構造ですが、川上は常連の地元年寄りがしっかり陣取っているので行けない。川下から入り出て行く人をみてすこしずつ川上へ移動することとなる。
38℃くらいとぬるめの温泉は長く湯治するにはちょうどいい感じで、ほんとうにユックリする。マッタ〜リというかんじそのものだね。


どうしても入りたいと思っていた混浴露天風呂へ。タオルで前を隠して裸のママ外に出るのだよ。時あたかも雪が降りしきりちょうど雪見温泉になっている。寒いのですが気持は暖かになって来た、いいね〜。先客5、6人に会釈をしてソロリと温かめの湯船へ入る。2つある湯船はほぼ茶色で、ぬるめと温かめがあるが、温かめでも38℃だとぬるいよね。僕は普段42℃だからとてもじゃないがぬるいな〜。下写真の左側が露天風呂だ。一応撮影禁止。この手前を裸で通って左から入るのです。


良い湯だね〜と帰る頃は雪がガンガン、駐車していたベンツには氷柱が!やはりサブ〜。
しかし良い温泉でした。
帰りは軽井沢までは雪道なのでゆっくり、その後は120km/h以上で瀑走帰路に着いたのですが練馬出口からの大渋滞、参ったね〜。
モモチャン、お疲れさんでした。



鹿教湯温泉2012/11/04 11:09

昨日は日帰りで長野・鹿教湯(かけゆ)温泉へ行って来た。
モモチャンとの朝の一連セレモニー、散歩→食事→大便→小便を終えたのが8時前。
それから何だかんだと支度をして、家を出たのが8時半、途中ガソリンを満タンにして関越道に乗ったのが9時過ぎ、谷原からすでに大渋滞だった。
昨日は時間の約束がないので、ノンビリドライブ。モモも一緒なので飽きないよ。

途中僕が今までに見た事も無い車が左車線を走る。慌てて写真を撮ったが、(ノロいから写真も撮れた)何て言う車なんだろう。フロントのボンネットは前に三角形なんだよ!
左ハンドルでそのままノロノロですが巧みに追い抜いて行ってしまった!


長野道に入ると空いて来て、周りの山々も秋本番前の紅葉が始まっている。
柔らかい陽射しが長閑な里山を包むようだ。いつ見てもいい景色だよ。
妙義山は、本格的な紅葉はまだ始まっていない。
しばらくして見えてきた浅間山、今朝のNHKのニュースでは冠雪していましたが昨日は未だだったな〜。しかし相変わらず美しい姿が悠然と長いスロープを見せている。雄姿だね。
この景色は僕は大好きだよ。


長野・更埴インターを降りた時はすでに2時を回っている。
行き慣れた母の生家の墓参りを済ませて、親戚にも寄らず、
慌てて上田方面・鹿教湯温泉を目指した。
鹿教湯温泉は上田エリアの代表的温泉で、別所温泉と並ぶ古くからある湯治場だ。


その昔、鹿に化身した文殊菩薩が、日頃信仰浅からぬ一人の猟師に
信州・丸子の山中に湧く効能あらたかな出湯の存在を教えた、と伝えられている。
江戸時代より湯治場として、近くの農民たちの厳しい冬の間の療養地になっていた。

文殊堂辺りの紅葉がちょうど始まっていた。
観光客が結構参拝している。
文殊堂と薬師堂でお参りをした後、隣にある文殊の湯共同浴場に入った。
露天風呂からも紅葉狩りができた。優雅な温泉だよ。


さらに僕だけ欲張って、町外れにあるもう一つの共同浴場に入った。
こちらはまさに地元の人が入る温泉で、僕一人が異星人だったがとても良い湯だったよ。
せわしかった一日でしたが、最後に何かホッと出来る良い温泉に入り、感謝です。
入浴料200円をポストへ入れた。