わがままきままな旅2017/12/10 15:29


11月27、28、29日と2泊3日のドライブ旅行を義兄と長野・八ヶ岳方面にした。
義兄が20日に購入した、本田のNボックスの試運転を兼ねての気ままな旅になった。
僕と一回り違う年齢で83歳になるのですが、
大の車好きで、子ども達のリクエストに応えてこの車の購入になったという。
今流行の安全装置がついているのだという。

宿泊は会員制のホテルで、僕はただお供をするという何とも贅沢な話しなのよ。
僕の愛車ベンツEクラス320とは何かと違うのですが、燃費が抜群に良く驚いた。
そして高速代も「軽」だと安いんだね〜、知らなかった。
関越道から長野道に、途中見る浅間山は少し冠雪していて良い感じだな〜。


小諸で高速を下りて、北国街道にある行きつけの蕎麦や「そば七」に寄る。
太打ちの美味しい蕎麦だった。
「おしぼり」もあり、久しぶりにナカンジョダイコンのしぼり汁で頂いた。
うま〜い、から〜い。


夕方の5時ころ、宿泊の会員制ホテル、八ヶ岳美術館ソサエティに着いた時、
ちょうど窓から見える八ヶ岳に日が落ち。一瞬だがダイヤ♦️になり綺麗だった!
疲れが一気に吹っ飛んだ。大きな湯船と露天風呂でノンビリしてから夕飯になる。


新車の調子も良いし、天気も申し分ないドライブ日和。
さ〜今日は塩尻にあるワイナリーに行き、ワインを買うのだ!!!

長野県には4カ所のワインバレーがある。千曲川ワインバレー/日本アルプスワインバレー/桔梗ヶ原ワインバレー/天竜川ワインバレーだ。
特に、先日義兄と訪ねた塩尻桔梗が原のワイナリー3軒は、
夫々に歴史と味わいが異なり、切磋琢磨して来た事が良く判った。

井筒ワイン五一ワイン信濃ワイン
特に信濃ワインでは、地下にある樽の貯蔵庫を見せていただけた。
ひんやりとした薄暗い地下で眠るオークの樽からは良い香りがぷ〜んとほのかに漂い、
何となく醸造の時間を感じる事ができた。
ブランデーが特に香りが強く、良い香りだった。
樽から瓶詰めされると何年でも保存が可能だという話し、何か不思議だった。
ここには1956年製、1本10万円のワインが鎮座していた



露天風呂につかり、ワイナリーをツアーして、美味しいワインと食事にありついて
何だかのんびりとした、いや、し過ぎたかな〜。
車も快適でいい旅が出来ました、ありがとうございました! 
帰り道では虹が出て、お見送りだよ。きれいでした。


  わがままきままな旅の雨にはぬれてゆく   山頭火

師走茶会2017/12/12 12:03


9日(土)、女子大1年生の孫娘の関係で、東博にある茶室で一服してきた。
「関東裏研(裏千家関東学生茶道研究会)」主催の師走茶会、久々のお濃茶席でした。
美味しかったな〜。

奈良の八窓庵などと大和の三茶室といわれる「六窓庵」(写真上)での、
学生に依るお手前でしたが中々良い席でした。
午後の冬日は陽が長くさし、6つある窓から入る陽が優しい茶席になりました。
補助の電灯を消してもらい、昔の茶人の心に少し触れる事が出来た気がする。
よかった〜。

菓子は「冬菊」、稲茶の先輩笹間さん(神田駿河台下・ささま)にお世話になった。

応挙館で受付。濃茶の席が3席有り(六窓庵、転合庵、春草廬)、僕は孫がいる六窓庵の3席めに入ることになった。その間に応挙館でお薄をいただく。応挙が描いた広間のふすま絵を堪能した。原画(墨画)ではなく、2007年、最新のデジタル画像処理技術と印刷技術を駆使した複製ものだが、なかなかの出来映えだった。DNPのデジタル技術は素晴らしい。

六窓庵(ろくそうあん)   (東博HPより) 
慶安年間(1648~1652)に奈良の興福寺慈眼院に建てられたもので、
もとは興福寺大乗院内にあり現在奈良国立博物館に移された八窓庵、
東大寺塔頭四聖房の隠岐録(おきろく)とともに大和の三茶室といわる。
明治8年(1875)に東博が購入、解体輸送中に伊豆で船が難破、幸い材は流失をまぬがれて明治10年(1877)に東博に移築。その後、第二次大戦中再び解体され疎開したが、
昭和22年(1947)9月、数寄屋の名工木村清兵衛により現在の位置に再建された。
入母屋造、茅葺きで席は三畳台目出炉、金森宗和(1584~1656)好み。


水屋、寄付、腰掛など
明治14年(1881)に古筆了仲(こひつりょうちゅう)によって設計、増築された。
にじり口にある手水鉢は、四方仏水盤といわれる形式のもので、
延長3年(925)関白 藤原忠平が建立した法性寺(山城国)の石塔のひとつ。
その後、銀閣寺を経て所有者が幾人か変わり、明治18年(1885)に東博の所有になった。(以下の写真は、東博HPから転載)
寄付(よりつき)、次席の待合せの部屋。寄付で席に入る客を知る。正客を決める。
手水鉢(ちょうずばち)。にじり口にある四方仏水盤といわれる形式
腰掛待合(こしかけまちあい)。寄付から待合に案内される。正面が正客、左腰掛が連客。
にじり口から水屋を見る。天井の電灯を消すと雰囲気ががらっと変わった。冬の長い陽射しが差し込み、ユッタリした気持ちになる。茶釜から立つ湯気が陽射しに揺れていた。

冬夜2017/12/14 11:47


夕べは仕事仲間の編集者、桃ちゃんと水野くんで今年初めての忘年会。
会社の裏にある「神山町魚金」、小さい店ですがカウンターで板前が三人で調理している。
活気があって、なかなか良い感じの店でした。女性客同士の席も目立ったね。
特に青海苔豆富は磯の香がぷ〜ん!、美味しかったな〜。

  ここにかうしてわたしおいてゐる冬夜  山頭火


昨晩は久しぶりに美味しいお酒を頂けました、ありがとうございました
渋谷の夜は相変らず元気?でした、噂の街中ゴーカートも見れたし、、、

何はともあれ今年も無事であった事に感謝します
来年もまたよろしくお付き合い下さいませ

寒さ厳しい折り御身ご自愛下さい

PS
昨晩話しに出た、來未ちゃんのスケボーデビュー時の、昨年の写真です
東京に居るとあり得ない自然の中での楽しみが日常生活でできるのだ!
後ろの建物は自宅

今年の可以家族の旅行写真、馬で巡るなんて羨ましいです
4人元気に北海道生活をエンジョイしています
ピンクは來未、右側は桃子と楓3歳。重くて馬は苦しそう?


久しぶりに楽しくお酒をいただきました。
ありがとうございました。
おにぎりは自分が注文したものを食べるように
今後は気を付けます!
(注:酔っぱらった桃ちゃんが、僕が頼んでおいオカカを間違えて食べちゃったのよ)

お孫さんの來未ちゃんは運動神経がよさそうですね。
スケボーより乗馬のほうが驚きです。
こんな風景を見ると、山崎さんが北海道移住に
憧れるのもよくわかります。あとは奥様の説得ですね。


こちらこそ楽しいひと時でした。

大自然のなかで子どもを育てるのは誰でも憧れることですが、
それを実現できるのは立派なことですね。
寒さは厳しいけれど都会のストレスとは無縁の暮らし、羨ましい限りです。


今年も残り少なくなった。
今日はこれからイラストレーターの松田さんと、
更に16日は仕事仲間のフリークリエイター達と忘年会。
今週は忘年会が続く。