一羽来て啼かない鳥である2017/03/20 10:59


このところの温かい陽気で、庭の杏の花が一気に咲き始めた。
‘信州大実’と言う品種で、28年前、家を建てた時に主木として庭先に植えた。
毎年花は咲くのだが、実がホトンドならず寂しい気がしている。
昨年秋、思い切って少し天を詰めてみた。
例年と余り変わりはないように花が咲き始めたので、ホッとしている。
近くにアンズの樹が無いせいだろう。中々受粉して結実しない。
今年は人工授粉でもしようかしらと思っている。

そんな杏の花はヒヨドリたちの格好なエジキになっている、と思う。
とにかく杏の花の蜜は美味いようだ。
ホボ一緒に咲くウメの花には全然来ないのに、アンズが咲くと飛来してくる。
そして必ず花を落として行くのだ、憎いね〜。
花が落ちたので上を見ると、灰色のヒヨドリが一羽、蜜を吸いながら動き回っている。
啼きもしないで花を落とし、時には糞も落として行くニクイヤツなのだよ。


杏の樹の根元でヒメリュウキンカの花が咲いている。
3年前に長野の同級生から貰って植えたのだが、元気に育ち株も大きくなった。
今年は同時に3輪の花が咲き、蕾も沢山付いている。
多分この株はこれからどんどん大きく育つだろう。嬉しいね。

17日に、孫娘二人を呼んで食事会をした。ささやかな大学入学祝いです。
昭和女子大学、東邦大学と夫々の目標に向かって新たな道を歩み始めるのです。
18年前に誕生したとおもったら、アッという間に大学生か〜、早いもんだね〜。
目標に向かってしっかり歩んで欲しい。

昼祝膳メニュー:赤いマグロと白イカで”紅白のカルパッチョ”/タイと昆布/サーモンとセロリのカルパッチョ/牛肉とアスパラ塩味炒め/南蛮エビ入りトマトパスタ/デザート2種

ふるさとはあの山なみの、、、2017/03/27 11:56


4月開講の「NHK宗教の時間 イスラームという生き方(上)」のガイドブックが出来た。
NHK宗教の時間では、初めての放送になるという。
著者も編集者もそして放送の番組ディレクターは、相当に気を使っているらしい。
テーマがテーマだから一歩間違うと大変な事になってしまうからね、、、。
何とか良い感じに仕上がった事、素直に嬉しい。

山﨑さま

お世話になっております。NHK出版の田中です。
この度は「宗教の時間」にて多大なご尽力をいただき、
誠にありがとうございました。
おかげさまでとても良い仕上がりになり、嬉しく思っております。
著者にも装丁を気にいっていただき、下巻にますます弾みがつきました。

ふるさとはあの山なみの雪のかがやく   山頭火

先日、ソメイヨシノの開花宣言が出され、さ〜、春よ来いと力んでいたのですが
昨日、今日と冷たい雨で、我が家の満開のアンズの花はだいぶ散った。
花散らしの氷雨になったね。
長野では季節外れの雪景色になったようだ。
故郷の山並みは雪が冠り、随分と気温も低いらしい。春は未だ遠いのかしらね。

昨日の朝届いたふるさとの同級生からのメールは、
同級生がまた一人、亡くなったと知らせてくれた。寂しい。



山崎信成君

お久しぶりです。
昨日長野同級会がありました。
皆さん元気ですが、病院通いの話、薬の話などが持ちきりです。

所で、こちらの近況で、
小林成子さんが昨年の同級会後11月に脳梗塞で亡くなったとのことです。
また増田君も体調を崩してきませんでした。我々も出来るだけ気をつけたいものです。

山田


昨日は早稲田の先輩が、ギター発表会をやるというので横浜まで出掛けた。
学生時代は荒んだ学園紛争のど真中、先輩は部室でフォークソングを弾いていたな〜。
そしてIBMに就職後、海外勤務が続きスペイン・マドリッドが長かったようだ。
そこでは、フラメンコギターで遊んでいたとか、素晴らしい先輩です。
今は会社オーナー、優雅に趣味のクラシックギターを習っているという。

生徒の発表会の後、主宰者’永島志基’の独奏が聞けた、スバラシイ演奏でした。
昨日はこの演奏が聴けただけで納得です。

帰りに加藤先輩の驕りで中華街へ、豊かな気分の一日でしたね。

ヒメリュウキンカ2017/03/30 11:35


アンズの樹の下でヒメリュウキンカの花が満開です。
今までで一番沢山の花の数です、可愛いです。
花が終わると夏場は地上部が枯れて消え、春先にこうして花が咲くのです。
茎が立って、金色の花をつけるところから立金花(リュウキンカ)と名付けられ、
リュウキンカより小型なのでヒメ…という、栽培し易い山野草ですね。
ヒメリュウキンカ:キンポウゲ科/キンポウゲ属(ラナンキュラス属)
学名:Ranunculus ficaria

北海道の牧場の沢にはエゾノリュウキンカ(下写真)が、5月に花が咲く。
北海道に春を告げる山野草で、地元ではヤチブキ(谷地蕗)とも呼ぶ。
谷地とは、水のあるヤチつまり湿地だね。そして葉の形が蕗の葉に似ている。
ヒメ…と同じ仲間のキンポウゲ科で、リュウキンカより花も株も大型。
アイヌ語で「プイ」 と呼んでいるようです。

心ない人が根こそぎ山採りするので、近年は減少しているという。
オヒタシにして大変美味しい、高級山菜です。
太い茎だけをポキッと手折ると淡いフキの香りが辺りに漂う。