イスラームという生き方考察2017/02/16 09:14


久しぶりのブログアップです。
2月に入り、「NHK宗教の時間』のカバーデザイン作業中でした。
多くの問題をクリアして、今日これから入稿します。
3月中旬には書店に並びますので、興味がある方は探してみてください。

日本人では、イスラーム研究で屈指の小杉泰、麻李亜親子による
出演、執筆、写真提供です。
口絵ページ構成用に送られてきた写真、なかなかスバラシイ。
中でもこの結婚式の写真に惹かれ、表紙に使用したいと思っていました。
その旨伝えると著者もそのように考えていた様で、表紙写真はこれで決定です。

が、問題はそれからだった、、、
時々ある話しではありますが、何とこの写真は著者が撮影したものではなかった!
「一番左の女性、母親だと思うのだけど顔が切れてしまうけど、、、」
という問いに対して、母親かどうかは判らないし問題はないのでは、という。
そうかな〜? 

内容的にはこの女性を入れないと「ただの可愛い花嫁写真」になってしまう。
花嫁、花婿を挟んで両脇に立会人が居る所にイスラームの生き方が垣間見えるのだ。
だから今回のテーマに合う良い写真だと、僕は思っている。

さらに表紙写真のクレジットは入れなくも良い、とのたまわって来た。

山崎様
お世話になります。
著者から回答がありました。
表紙画像は、シャッターストック社からの購入ものだそうです。
ただ、クレジット表記不要なタイプ、とのことです。
以下に著者からの回答を転記いたします。

「シャッターストックとの契約は、「エディトリアル使用のみ」という写真は、必
ずクレジット表記が必要ですが、この結婚式の写真はそうではない一般のタイプ
ですので、標準使用の範囲で、特にクレジット表記は必要ないと思います。
昨年刊行の『イスラームを読む』、講談社学術文庫の『イスラーム帝国のジハード』
の際も、同じような形で使用しております。『イスラームを読む』の時は、表記
の仕方について、シャッターストック社にも連絡・確認いただいております。
使用許諾契約書については、
https://www.shutterstock.com/license?language=ja
をご覧下さい。」

小さな文字を僕は探した。

『エディトリアル」コンテキストでビジュアルコンテンツを使用する際は、Shutterstock寄稿者とShutterstockのクレジットをおおむね以下の形式で隣接して記載するものとします。
<略>
   いずれの場合も、クレジットと著作権表示は、肉眼で容易に確認できるサイズや色で、目立つように掲載するものとします。』とあります
表紙写真:ⓒShutterstock
これで決まりでしょう。

今回のようにラボから購入した人物写真の場合は、肖像権が結構厳しいかな
Shutterstock.comには肖像権については触れていない。
肖像権と著作権は別だから、もしも4名のうちのだれかさんから
肖像権云々を言われたら「対応」が必要です
プロのカメラマンだと本人たちにキチンと話をしているはずですが、どうだろう?
チョッとリスクはありますが、、、

山崎様

お世話になります。
表紙の著作権等について、ご配慮ありがとうございます。

たったいま、著者から自作のイスラム書道の画像が届きました。
「イスラームという生き方」をアラビア語にしたものです。
墨バージョンとカラーバージョンの2つ

スルス体という書道用の書体で、
書道用のソフトで作った、とのことです(作れるんですねえ)。

どうしようもない私が歩いている2017/02/21 15:13


40数年来のお付き合いがある、イラストレーターの松田けんじさんの個展案内です。
「あの日にかえりたい」展と銘打ち、新作を含めた近年のイラストを展示します。

今回の展覧会は松田さんの依頼で、僕がプロデュースしました。
未だ内容の詳細に付いては決めてないけど、
昔懐かしい風景が、親子で楽しめる展覧会になると思います。
ぜひご覧いただければ、嬉しいです。

2017年4月5日〜10日/12:00〜19:00
キチジョウジギャラリー ☎0422−48−3112
JR吉祥寺駅から井の頭公園内をブラブラしながら約10分、
または京王井の頭線「井の頭公園駅」から直ぐの所にあります。
小さなアットホームなギャラリーです。

時は春、井の頭公園はサクラの花の名所でもあります。
お花見がてらお出掛け下さい。

  どうしようもない私があるいている   山頭火

そんな世界が展開される、はずですが、、、