〜譲位(生前退位)を巡って2016/12/01 11:21


11/28(月)19時から、渋谷駅近くにある日本文明研究所のシンポジウムに参加した。
一般財団法人・日本文明研究所は日本経済大学の附属機関で、
友人の作家・猪瀬氏が所長をしていて、招待を承けた。
 (失敗!カメラを忘れてしまった!)

当日は、「日本人にとって皇室とは? 〜譲位(生前退位)を巡って〜」 をテーマに、
上の画像左側から、現代史家で昭和史に詳しい秦 郁彦氏、
皇室ジャーナリストで元宮内庁職員の山下晋司氏、
作家で明治天皇の玄孫となる竹田恒泰の三名が登壇した。 (右端が猪瀬氏)

タイムリーなそして気になっていたテーマでもあったので、
渋谷駅南口からR246の歩道橋を渡って直ぐにある会場に、少し早めに入った。
受付で「招待」と言うとすでに名簿に記載されていて、チェック。
100名が入るという会場は簡易パイプ椅子がビッシリと並び、
招待者の席は前列に20人程あった(写真クリック拡大)。

会場で、ちょうど猪瀬氏が司会者と打ち合わせをしていたので挨拶、
「オッ」「今日はありがとう」など軽く挨拶して招待席に着く、、、
ニコニコ生放送で中継もされるというから、大変だね〜。
YOU TUBEにもアップされていたので、興味のある方はこちらからどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=4b-N6UZtlrs&feature=youtu.be

僕は特に明治天皇の玄孫の竹田氏の話し、面白かったね。
天皇陛下を 「今上さん」 と呼ぶこの人は、「特措法」を主張していた。
人間的興味を引くこの人、なかなかだね〜。
天皇陛下とほぼ同年齢?の秦 郁彦氏も冷静な話し振りでよかったけど、
世論を引っ張るには84歳と高齢すぎるかな。

会場からは、どよめきや、ため息が漏れて来る面白い話しとは裏腹に、
狭くて、固いパイプ椅子に長く座っていたせいだろうか、
太ももが痙攣を起こしそうになって、マッサージで難を逃れた、焦ったよ、危なかった!
エコノミークラス症候群かな〜

19時からの設定は、会社帰りの30〜60歳の男女が
チョッと文明論を齧ろうかな、とインテリ相手のシンポジウムなのだろうか。
21時を少し回って終わった。席を立ち後ろを見れば、会場はビッシリ満席で驚いた。

昨日(30日)、秋篠宮殿下の51歳誕生日の記者会見で、
退位を示唆した天皇陛下の8月のビデオメッセージの放映を
ご家族そろって見たことを明かした。興味深い。
以下全文NHKニュースを掲載。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161130/k10010789281000.html

「伝統の一戦」に早大が勝利2016/12/05 09:18


杉並稲門会の馬場さんから連絡が入り、
「早明戦のチケットがあるけど行かないか?」
今年92回目になる、ラグビーの伝統の一戦だ。

馬場さんのご友人が楽しみにしていたのですが、
観戦間際に入院されたとか、、、
残念無念のOB(80歳過ぎ)が、馬場さんにチケットを託された。

そのチケットが僕に回って来たのです。
僕はそのOBの方を存じ上げていないのですが、感謝申し上げます。
そして、ご病気の一日も早い回復を祈念申し上げます。

WASEDAサポーターズ倶楽部会員のOBが、抽選で当たった
「限定プレゼント」だったのに、本当に残念でしたね。
おかげで僕たちは楽しめましたが、、、。

昨日は12月とは思えない、穏やかな温かい一日でした。
厚着をして更にダウンを着ていった僕は、ダウンを脱いでの応援になりました。
高一でラグビー部の孫の成太と見に行く積もりでしたが、生憎試験中とかで断念、
急遽友人の斎藤さんに声を掛けて行く事になった。
久しぶりの秩父宮ラグビー場は満員、流石に伝統の一戦だな〜、、、


前半を10−10の同点で折り返した。中々良い感じの展開だ。
後半開始直後に明大陣残り5メートルでのスクラムで明大が反則を繰り返し、
認定トライを奪取。これが大きかった。
その後2トライを返され、一時は5点リードされたが、昨日の母校は頑張った。
後半に逆転のトライを決めて再逆転した。

ラスト自陣での守りも強かった。
押されていた自陣での守りの時に「ロスタイム1分」が放送されると、
会場内にどよめきが、、、しかしワセダは頑張った。
最後の粘りとノー反則で、逃げ切った。

「おっ〜!」 秩父宮ラグビー場では最後になる雄叫びが、
東西南北の観客席から聞こえてきた、最後はホントに危なかったな〜。
ワセダが24−22で勝利した。スバラシイ!!!

逆転に次ぐ逆転、また逆転、、、面白い、いい試合だったよ。


イチョウ並木の枯れ葉を踏みながら、JR千駄ヶ谷駅へ向かう。
途中、国立競技場の更地跡では、2020年のオリンピックに向けて工事が始まっている。
これから急ピッチで鎚音が響き、
NTTのシンボルタワーが見えなくなるのは、いつの日か、だね。

新宿南口「浪漫房」で斉藤さんと祝杯をあげた。いい日だったね〜。

「和の心〜雅楽・武道」の演奏と演武2016/12/11 13:30


昨日は明治神宮会館で、「和の心〜雅楽・武道〜」の演奏と演武をかみさんと見て来た。
雅楽は西洋音楽とは違い日常では先ず聞かない。
楽器に付いて名称すらホトンド知らない。
昨日の雅楽楽器の説明の中で、「三鼓」つまり太鼓、鉦鼓、そして羯鼓という
打楽器の調整を演奏前に打ちながらすることを「打ち合わせ」といい、
現在の打ち合わせの語源だという話しを聞いた。
なるほど、、、言葉は文化だよナ〜と再認識したのです。

昨日の明治神宮雅楽演奏「越天楽」をYou Tube にアップ。興味のある方はどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=3eY6iaP6OmQ&feature=em-upload_owner


しかし舞楽は優雅だね。
雅楽器の演奏に合わせて舞う舞楽は不思議な世界を演出してくれた。
雅楽とは、宮内庁式部職楽部による定義では、
宮内庁式部職楽部が演奏する曲目の内、洋楽を除くもの、とされる。
多くは器楽曲で宮廷音楽として継承されている。現在でも大規模な合奏形態で
演奏される伝統音楽としては世界最古の様式だという(Wikipediaより)。

アジア大陸の諸国からもたらされた音楽や舞に、
上代以前から伝わる音楽や舞が融合し日本化した芸術で、
10世紀頃に大まかな形態が成立し、今日まで伝承されているという。

宮内庁楽部の楽師が演奏する雅楽は,国の重要無形文化財に指定されている。


左舞と右舞とでは、舞人(まいにん)が登場する位置や立つ位置が異る。
左舞では舞人は客席から向かって左奥から現れ、右舞は右奥から登場する、という。
昨日は左から登場していたので、左舞だね、、、。

訳の分からぬままの3時間、でしたが、心が穏やかになった気がするから不思議でした。
神宮の杜を代々木駅に向かって歩いた。
いつもはみいさん一人で歩く道でしたが、昨日は二人です。
代々木駅に来ると、真ん前にあのNTTのビルが聳えているのでした。
飛行機がそのビルに向かっています。「ぶつかるかな?」
突然変な事を言うみいさん、やはり少し可笑しいのかもしれない。
雅楽で狂った???なんてね。


食べ放題、飲み放題の巻2016/12/18 17:21


昨日は仕事仲間の忘年会、吉祥寺・旬菜でありました。
隣の店の前では、時節柄(多分地元の)ゴスペル倶楽部が街頭演奏?かな、、、
なかなかのコーラスでしたよ。

さて約束の時間になりましたので、4Fにあるお店に階段を上ってハア〜ハ〜。
お店にはメンバーが既に集合、や〜や〜。
前の客の入れ替え後の片付けで、スタートは18:15からになりました。
さ〜てどんなんだろう? 初めての食べ放題、飲み放題、楽しみだな〜。


まずこちらのメニューをご覧ください。
昨日は8名でしたから、上段の「贅沢スペシャル」の中から8点を選んでください、との事。
そして運ばれて来た8皿を食べ終えたら、次の欲しい料理を注文するというシステム、
慣れていないと何だか大変だし、上手く注文が出せない。


飲み放題はまず全員生ビール。サントリープレミアムモルツだ。
お変わりは「ピッチャー」でお願いします、、、段々ピッチが上がって来た。
僕と加藤さんは、2杯目から焼酎のお湯割。しかし若者は早いピッチで飲むね〜

料理は美味しいという感じはない。揚げ物が多くて温かいうちにと、食べるのが忙しい。
夢中に食べるから話し声がな〜い! 不思議な宴会になったな〜、、、
飲み放題は良いかもしれないが、食べ放題はチョッと考えたいな。


鎌倉、千葉、横浜と遠路からの皆さん、ご苦労さんでした。
飲み足りないというより、モット食べたいというのでこの後、2軒ハシゴをしてしまった。
健康だね〜。

ところで、今回の忘年会を楽しみにしていた森田くんが、「結石で欠席」だった、残念。
お大事にね。


山崎さん、みなさん

今週の13日火曜日の早朝にひどい腹痛と吐き気により救急車で病院に運ばれました。
CT,尿検査の結果「尿管結石」らしいということで座薬で痛みを和らげてもらい
帰宅しました。
(救急車の中で近所の病院を5件あたってくれましたが、どこもいっぱいで受け入れてもらえず、結局、脳外科の先生がOKを出してくれて府中恵仁会病院へ。
朝4時に救急車が到着してから病院に着いたのが6時でした・・・救急で2時間もかかるんですね...ものすごく辛かったです・・・)

対処療法なので、翌日に「泌尿器科」へ行き、色々検査をした後に造影剤検査をすることになりなんとか頑張ったのですが、、途中から痛みと吐き気が出てきたので、座薬をもらって横にならせてもらい夕方近くまでいました・・・
結果はやはり「尿管結石」だろうということで癌とか他の病気ではなく一安心でしたが吐き気と痛みは続きました。

結石を溶かす薬と痛み止めの座薬でなんとか持ちこたえている状況ですが、今日からは食事もできるようになり少し落ち着いたようです。

結石が体から出るまでは、痛みと吐き気がいつ起こるかわからないので水分をたくさん摂り早く石が出るよう頑張っています。

17日の忘年会までにはなんとか治して参加しようと思っていましたが、常時下腹に違和感がありちょっと無理そうです。

すみません、今回は大事をとって不参加でおねがいします。

森田



帰り道、あの合唱団はもう居なかった。
人通りのない小路は電飾も寂しそうだったね。

山頭火のこころ、、、、、まっすぐな道でさみしい
チョッと違うか〜

ベートーヴェン「第九」演奏会2016/12/24 12:29


12月21日(水)、孫と三人で渋谷NHKホールへ。
ホールに続く街路樹は、LEDで飾り付けられてご覧の状態、、、メが眩しいのです。
クリスマス前の渋谷はもう大変な人混みでした。

N饗創立90周年記念の今年は指揮ヘルベルト・プロムシュテット、
ソプラノ:シモーナ・シャトゥロヴァ
メゾ・ソプラノ:エリーザベト・クールマン
テノール:ホエル・プリエト
バス:パク・ジョンミン
合唱:東京オペラシンガーズ


今年の「N響第9」は名誉指揮者のブロムシュテットが指揮。
1927年生まれとは思えない、感動的な指揮だった。

宇宙的な広がりをもつ第1楽章、単純な動機の反復が驚くべき効果を上げる第2楽章、天国的なまでに美しい緩徐楽章。これらをあっさりと片付けて終楽章に突入する「モダン」な解釈がはやりだが、それでは《第9》の真髄は伝わらない。ベートーヴェンの音楽的思考を、人間的な共感を持ってつぶさにたどり、真摯な態度で音にしてゆく。ブロムシュテットこそはまさにそういう指揮者なのである。(樋口隆一・音楽学者)


シラーの「歓喜に寄す」に基づく終楽章、ブラボー。

1992年に「世界的水準のコーラスを」という小澤征爾の要請を受けて、
東京を中心に活動する声楽家によって結成された東京オペラシンガーズ。
翌年からサイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ松本フェスティバル)、
東京・春・音楽祭等に継続的に出演しているという。
昔聞いた国立音楽大学の学生さんのそれとは全然違った、素晴らしかったよ。


帰りに3人で遅い夕食。
孫が推薦で大学入学が決まったので、お祝いにとこの日を設定した。
これから大海に元気で漕ぎ出して行けるよう、じいじ、ばあばは祈念しているのです。


アルミホイルの包みを開けるのが楽しい”ハンブルグステーキ”
(つばめグリル渋谷マークシティ店)

2016年最後のブログ2016/12/30 09:57


今年も残す所あと2日となった。早いな〜、、、

庭の垣根にはこの時期珍しい花、冬咲きのクレマチス‘シルホーサ’が咲き続ける。
ベル状の可憐な白花で、花房が風で揺れるから尚更寂しげに見えるのは
僕の心の問題か? な〜んてね。


プロフィールに「装丁家」と記してはいるものの、
日頃のブログには、とんと仕事の話しが出て来ないのはなぜか?
もう古稀になってあまり仕事はしたくない、というのが本当の所なのだ。
しかし、全くしたくないのかと言うと嘘になるからややこしい。

今年の仕事でお気に入りが、NHK宗教の時間の装丁でした。
年が明けて1月には、来年の仕事が始まるのだ。

担当編集長からのメールです。

件名: 来年度 宗教の時間
山崎様
 
お世話になります。「日蓮聖人」では、いろいろとありがとうございました。
来年度も「宗教の時間」のデザインをよろしくお願い申し上げます。
 
編集部の担当は田中××に変わります。実務は××が引き続き行います。
講座のタイトルは「イスラームという生き方」(仮)で、
講師は二人(小杉泰、小杉麻李亜)です。
 
1月に入りましたら田中から改めてご連絡差し上げますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
取り急ぎ。どうぞよいお年を。



さ〜、今日は昼から酒を飲みながら全国高校ラグビーのネット中継を見るのだ。
孫が花園に行っている。
まだ1年生だから鞄持ちのようなもんだが、来年目指して頑張るのだよ。
ガンバレ。

そして来年は酉年、かき回しながらいろいろなことが起きる予感、がする。
誰がかき回すかを、よ〜く見分けていかなければいけない。

それでは良い年を、、、

  分け入つても分け入つても青い山    山頭火

追って書き
愛犬モモは1月に9歳になります。
来年はズイカンバンヘルニアにならないようにね。